【富士通グループ現場社員のnote特集】学生のみなさんに現場のリアルを知って欲しい！との思いで、新しい特集を立ち上げました。様々な現場社員に、仕事のやりがい、職場の様子や働き方についてつづってもらう「現場社員note」。今回はセキュリティエンジニアとして、社内システムを守っている、北川さんが書いてくれました。

セキュリティエンジニア　北川

＜プロフィール＞
大学は文理融合型の学部でした。卒論ではAIを使った音楽楽譜の自動採譜を研究していました。趣味はドライブ、旅行。コロナ前は北海道から九州までドライブしたり温泉に入ったりしました。コロナが落ち着いたらまた気兼ねなくいきたいと思っています・・・

※所属企業、仕事内容などは2022年1月時点のものです

セキュリティエンジニアの仕事の面白さは、常にアップデートを求められること

現在所属している部署のミッションは、社内システムのセキュリティを守ること。特にテレワークが当たり前になってからは、自宅など様々な場所から社内ネットワークにアクセスできるため、不法な侵入がないか目を光らせる必要があります。社内システムの各種ログを分析、研究し、不審な動向を監視しています。

先の見えないものを考え取り組むことが楽しい人は、きっとセキュリティに向いています。悪い人は頭が良いもので、日々新しい攻撃を考えます。今あるセキュリティ対策をなんとか潜り抜けようとするので、こっちも新しい知識をどんどん取り入れて、日々研究し、監視ルールを新しいものにしなくてはいけません。そこに決まった手順はなく、みんなで意見を述べ、研究し、いい案を考えていく必要があります。未来を創り出している感覚が味わえるのが楽しいです。

会社の枠を超えて、上司が自分のキャリアに向き合ってくれる

また決まった手順がないものに取り組む必要がある中で、自分がやりたいことをやらせてくれる空気感があります。自身の意見を提案し、上司は真剣に聞いて助力してくれます。そこに年齢や経験は関係ありません。能力がある人が存分に力を発揮できる、よい組織風土があると思います。

さらに、会社という枠内ではなく、「人生において自分自身を成長させるために何をすればよいか」という自身のパーパスを持つよう働きかけてくれます。上司と密に会話する機会があり、その中で練られていきます。自身のパーパスを持ち、企業という枠を超えて外の世界に視野を向けさせてくれる。その結果として、自分に自信を持つことにつながり、日々の仕事の中でも100%の力を発揮できるようになりました。一人ひとりのキャリアに対して、そこまで向きあってくれるのは、ありがたいと思っています。

セキュリティエンジニアの1日の流れ

▲仕事風景の一コマ

７：３０　起床、出勤準備
８：３０　出勤（私はオフィスのほうが仕事効率がよいので出勤しています。ほとんどの人はテレワークです）
８：４５～９：００　メールやお知らせ、本日のタスクチェック。
９：００～１０：００　前日までの監視アラートで不審なものがないかチェック。また急ぎタスクがあれば実施
１０：００～１０：３０　朝会
１０：３０～１７：１５　各種打ち合わせ、チームメンバーからの相談窓口、監視ルール研究、など
１７：１５　昼間のアラートで不審なものがないかチェック。明日のタスクを確認。
１７：３０　退勤
１８：３０　夜ご飯
２０：００　犬の散歩（運動不足をこれで解消）
２１：００　自由時間（最近はパソコンいじったり）
２４：００　就寝

人柄の温かい、良い会社の空気が感じられた

最後に、私の就職活動についてご紹介します。IT系の会社に絞って説明会やインターンシップをうけましたが、私の会社の方は特に明るく、優しく、楽しそうでした。採用担当の方だけでなく、先輩社員もよく笑っていたのが印象的です。良い環境があり、充実した毎日を過ごしているのだろうと、肌で感じました。

また充実した福利厚生があり、テレワークによる遠隔勤務が整備されるなど、働きやすさがとても重視されています。私のように会社のほうが仕事効率がよいと感じる人は出勤したり、場所を自由に選択できるのもよいところです。

学生の皆さん、面接、怖くないですか？私は怖かったです。特に最初に受けた面接は、事前に考えてきた文章が頭の中でつながらずにおどおどした受け答えになってしまっていたのを覚えています・・・。でも、経験を積むうちにすらすらと受け答えができるようになり、だんだんと自分を十分にアピールできるようになりました。ある程度準備したら、あとは「考えるより先に、感じろ」というスタンスが大事だと思います。あまり考えすぎないように心掛けたのが、良い結果につながったと感じています。

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