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「志望動機みがき」のための3本柱。IR情報、企業本ともう一つは?

【内定者の就職体験記 特集】富士通グループ合同採用の2021年卒内定者(入社者)が、就職活動の体験談やノウハウを語る連載です。第8回は、富士通ラーニングメディアに講師職として入社した、比留川さんに書いてもらいました。企業研究や志望動機を磨くために、有効だった手法について、独自の体験をつづってくれました。

こんにちは!2021卒比留川です。
富士通ラーニングメディア入社後は、講師職として新人研修に携わりたいと考えています。

この記事では、私が就職活動で最も苦戦した、企業研究や志望動機のポイントについてお伝えします。また、リクルーター面談についても可能な範囲で記載しているので、選考中の方は参考になさってください。

企業研究について

私は就職活動を始めた当初、「どうしてこの会社が良いのか」、「この会社の強みは何か」といった企業研究が苦手でした。

IT企業といえば富士通や日立、NECなどが挙げられます。どの企業も大手だからこそ様々な分野で活躍できるという魅力がありますが、それぞれの強みは何かを明確にする必要があります。

企業研究・志望動機みがきの3つのポイント

①IR情報をみる
②企業が出版している本を読む
③SDGsを学ぶ

①IR情報をみる
IR情報には有価証券報告書や事業別セグメントなど具体的な数字が書かれています。IR情報を志望動機に取り入れることで「貴社だからこそ働きたい」という思いに具体性が増します。また、今後、力を入れていく事業についても書かれているので、自分がやりたいこととマッチしているかを知ることもできます。

②企業が出版している本を読む

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富士通ラーニングメディアの場合、経営者向けに書かれた本が出版されています。私は本を購入し、エントリーシートの志望動機に取り入れました。ここで大事なことは「重複されている単語に線を引くこと」です。例えば「じりつ」という単語があります。漢字では自律と自立がありますが、せっかくならば志望企業が使っている単語を活用した方が企業への熱意を伝えることができます。

③SDGsを学ぶ
上記①②は基本的な企業研究でしたが、SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)を学ぶとよいでしょう。多くの企業はSDGsに強い関心を持っているので、自分の想いとその企業のSDGsの方針を結びつければ、志望動機を磨くきっかけにもなります。また、面接で活用するポイントもあるので、挑戦してみてください!

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富士通や日立、NECのSDGs事例を見ると様々なことに取り組んでいます。私はSDGs目標8「働きがいも経済成長も」に強い関心がありました。

きっかけは母子家庭での経験です。現代社会には母子家庭や共働き世帯、非正規雇用者、高齢者など多様な暮らし方があります。そういった人たちにとって、今日の日本はまだまだ働きづらいと感じました。この現状から、多様な暮らし方を実現することが、いきいきと働けることにつながると感じ、そういった社会づくりに貢献したいと考えました。そして、この経験が富士通ラーニングメディアを志望するきっかけになりました。

富士通グループではSDGsの主な取り組みとして6つ挙げています。私の場合はSDGs8に着目し、自身の経験を交えてオリジナリティのある志望動機を作りました。

このように、SDGsを面接で取り入れることで企業との共通の話題が生まれ、社会に対して視野の広い学生であることもアピールできます。

リクルーター面談でのポイント

私の場合は、タイミングがあったこともあり、富士通ラーニングメディアのリクルーターとの面談の機会を2回いただきました。リクルーターの方は、新人研修に携わっているとのこと。1回目の面談では、仕事の中で感じているやりがいや入社の決め手などを聞きました。穏やかな雰囲気で面談をしましたが、人柄や富士通ラーニングメディアへの志望度を聞かれたので、熱意が伝わるように意識しました。

2回目のリクルーター面談では、就職活動の振り返りや福利厚生についてお話をしました。長時間にわたって対応してくださり、会社の雰囲気や自分の将来について明確にイメージができました。


最後に。
企業研究のポイントとして3つ挙げましたが、全てをやっている学生はなかなかいないと思います。だからこそ選考対策を丁寧に行うことで、第一志望企業の内定に近づくのだと感じています。

後悔の無いように全力で取り組んでください!

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