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学んだことではなく、「気持ち」を軸とした就職活動の進め方。

【富士通グループ内定者の就活体験記 特集】富士通グループ合同採用の2023年卒の内定者が、就職活動の体験談やノウハウをつづる連載です。今回は富士通四国インフォテック内定者の久万さんに書いていただきました。「何をすればいいのか、分からない」状態から、「気持ちを主体にした就職活動」を進めるようになるまでを、まとめてくれました。

はじめまして。2023年入社の久万です。
私は富士通四国インフォテックのSEとして採用していただきました。

私は自分に合った仕事をずっと見つけられませんでした。今回は、そんな私がどのようにして就職活動に取組んだのかという体験談と、その中で得た気付きを紹介したいと思います。同じ悩みを抱える人の手助けになれば幸いです。

自分は何をしたいのか、分からない。妥協した方がいいのか。

3年生に進級した頃、周りの友人たちは既に自分の将来像を思い描き、就職活動の軸としていました。

一方で、私は彼らのようには将来のビジョンが描けないまま、どんな大人になりたいのかも不鮮明なままでした。繰り返し自己分析をしてみても、その悩みは解決せず……。友人たちを横目に、不安だけが募る毎日です。

自分に合った業界も職種も分からず、これまで学んできた分野や知識を活かすことが出来そうな職種を調べてはいたものの、「これだ!」と思うような仕事は見つかりませんでした。
そうした毎日を過ごすうちに、「妥協することも必要なのかもしれない」などと考えるようになりました。

「軸は無くてもいい」両親の言葉で私は変わった

就職活動に行き詰まってしまった私は、両親に就職活動の軸が決まらないことを相談しました。私の次に私という人間のことを知っている両親なら、適切な職種を提案してくれるかもしれないと考えた末の行動です。両親からは「軸は無くてもいい」「偏見を持たず、とにかく様々な企業を実際に見て調べなさい」と、全く予想外のアドバイスを受けました。

それからは両親のアドバイスの通り、これまで何を学んできたかを重視せず、幅広く企業を見るようになりました。

その結果、文系の学生でありながら富士通グループでの内定が決まった、という自分自身でも全く予想外の結果となりました。実際に、私が就職活動を行う中で気付いた事と、同じ悩みを抱えている人へ向けたアドバイスを書きたいと思います。

合同説明会での「あ、何か気になる」という感覚を大切にする

3年生の前期は、ひたすら様々な企業の説明会を受けていました。私のように業界や職種が決まっていない場合は、合同説明会に参加して多種多様な企業を知るのが効率的だと考えられます。自分に合うか合わないかをじっくりと考えるのではなく、まずは少しでも興味を持てる企業を見つけることが優先です。「あ、この会社は何か面白そうだな」「この職種は、自分のやりたいことができそうだ」と、直感を大切にしてください。

仕事内容だけでなく、企業の理念や目標を調べ、それに共感できるかを考えることで、全く予想外の職種の中から自分が働きたいと思える企業が見つかるかもしれません。

採用された後のことをイメージすると、将来のビジョンが見えてくる

就職活動をしていて私自身も失念しかけていたことですが、採用されたらそこで終了、というわけではありません。採用されたその先があり、その企業で働いていくのだということを意識することで、自然と自分が思い描く働き方が見えてくることがあります。

私も最初は採用条件ばかりに固執してしまい、企業の雰囲気や実際に働いている社員の印象を知ろうとはしていませんでした。それらを知り、自分が実際にその企業で働いている姿をイメージすることで、自ずと将来のビジョンが見えてくるかもしれません。

「気持ち」を軸とした就職活動があってもいい

就活を始めた頃は、「行きたい業界を絞らなくてはならない」「自己分析によって自分の意志を固めなくてはならない」という考えにとらわれてしまい、視野が狭まっていました。学んだ分野だけで職種を絞っていたままなら、SEになるという選択肢は私の中に生まれなかったでしょう。

自分に合った仕事は、知識や技術だけで決めるものではありません。人と人との相性のように、考え方や価値観といった、不確かな「気持ち」に判断を委ねることも時には重要かもしれません。

少なくとも私自身は、人も企業も長い付き合いになることに違いはないのだから、似たようなものなのかもしれないと感じました。

抽象的なアドバイスになってしまいましたが、こうした「気持ち」を軸とした就職活動があってもいいのだということを知って欲しいと思い、この記事を書かせていただきました。

気の合う友人を探すような、目標とする先輩を見つけるような、頼れる大人にご指導を願うような、そんな企業選びがあってもいいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。この記事が、少しでも悩みを解消する手助けになれば幸いです。皆さんの就職活動がまだまだこれからであるように、私自身もまだまだこれから頑張らなくてはなりません。

なりたい自分を目指して、一緒に頑張っていきましょう!


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