目立たないけど「社会を支えている」「誰かの役に立っている」を心底実感できる。施工管理(電気・情報通信エンジニア)の仕事。
富士通ネットワークソリューションズ(FNETS)
施工管理(電気・情報通信エンジニア)
部長兼マネージャー
室井 啓一さん
<プロフィール>
これまでの代表的な業務は、富岳をはじめとするHPC(High Performance Computing)の稼働時に必要となる各種設備の設計や研究開発業務です。趣味は、おんぼろバイク(250cc、四気筒、キャブレター)いじりです。
FNETSの施工管理は、ネットワークのインフラを設計/構築する仕事
そもそも一般的に施工管理とは、
「電気工事・土木工事などの工事現場において、計画の策定、原価のコントロール、安全・品質・スケジュールの管理など、施工の全体管理を行う仕事」です。(マイナビジョブ20’sの表記を一部引用)
FNETSの施工管理(電気・情報通信エンジニア)は、主に情報通信ネットワークの工事を行っています。
例えば、LANケーブルの敷設、無線アンテナの設置、電源工事、免震工事などのインフラ工事を、現場監督という立場でトータルにマネジメントします。私たちの仕事は、民間企業や官公庁・自治体、通信・放送事業など、幅広いお客様に安定したネットワークサービスを提供すること。また、現場以外の作業も担当しています。たとえば、施工をサポートする器具を新規開発したり、安全や品質を守るための業務設計や、現場作業の効率などの検討も行います。
パートナー企業や協力会社の方々と一緒に連携しながら仕事を進めますので、日々のコミュニケーションを大切にしています。
プロジェクト構築にかかわる多くの社内外のグループメンバーとの交流はもちろんですが、お客様の担当者やその担当部署の幹部社員、場合によっては役員や社長とお話しすることもあります。また、新しい装置の導入等では、富士通株式会社の装置開発に関わる多くの開発部署のメンバーから、ノウハウを共有してもらう機会もあります。とにかく様々な人たちと関わる仕事ですので、そのやり取りを通じて学べることも多いです。
地域間をまたぐインフラや、スポーツイベントに特化した設備を構築
施工管理(電気・情報通信エンジニア)の業務は、オフィスや工場など広い敷地内での工事だけではありません。地域間をつないで長期にわたって使われるインフラ設備の設計/構築業務も推進しています。行政や研究機関、放送通信事業者、学校や一般企業まで、多くのフィールドで日々業務を行うことも魅力のひとつです。
また世界的なスポーツイベントなど、限られた開催期間のみで使用されるインフラ設備構築も行うこともあります。このようなイベントに使用されるインフラ設備は、大会期間中のみの使用となるため、構築の段階からイベント終了時の撤去方法も念頭におきながら、設計/構築していくことが求められます。構築するインフラ設備は、安定した通信品質を確保するために技術的な対応検討はもちろんですが、スタジアムにスポーツ観戦に訪れた観客の邪魔にならないように配慮することも大切です。多岐に渡る検討を行い、課題を一つひとつ解決しながら「世の中にたった一つ、唯一無二のインフラ設備を設計・構築していく」ことになります。
施工管理(電気・情報通信エンジニア)業務は、表にでる華々しい仕事では決してないですが、『この社会を支えている』『誰かの役に立っている』という実感を強く味わえる仕事です。
リモートワークを併用して働ける。ネットワーク・インフラ関連の資格を取得できる
富士通グループは、在宅勤務がベースです。FNETSの施工管理の仕事もテレワークと出社がだいたい50%:50%の割合になります。テレワーク時は設計業務を進めたり、ネットワークを用いて遠隔の現場確認等を進めています。一方、工事の現場に出る際には、監督業務を行い、パートナー会社の担当者への技術指導や安全指導を行うことが多いです。業務の内容によって、テレワークと出社を柔軟に使い分けられるので、とても働きやすい環境だと感じています。
多くのメンバーと検討を行う必要があるので、リーダーシップの力が身につきますし、コミュニケーション能力が向上します。また、ネットワークや工事関連の公的資格を取得することで、スキルアップができますし、仕事の幅も広がっていきます。
「社会の役に立っている」実感を持ちながら、自身としても成長したい方へ。ぜひ、就職先の一つとして、FNETSの施工管理(電気・情報通信エンジニア)を検討ください。