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就活よりも部活を優先!出遅れから巻き返した「追い込み型」就活とは? 【新人人事の就活体験記】

富士通「新入社員人事」の就職体験記 〜2021年4月に新卒で入社して、人事職に配属になった社員にnoteを書いてもらいました。就職活動を振り返って、学生の皆さんにヒントや勇気を与えるための記事をアップしていきます。今回は、部活動一色で、就活に出遅れた小島さんに、そこからの追い込みについてまとめてもらいました。

はじめまして。今年の4月、富士通株式会社に入社した小島です。

簡単に自己紹介すると、小学生の時から野球を始め、大学では準硬式野球部に所属していました。入社後は人事部門に配属となり、研修期間中にこの記事を書くことになりました!写真は、社会人になってからの草野球のシーンです。いまでは月一回のペースで楽しんでいます!

皆さんの就職活動は順調ですか?
進め方は十人十色で、何をしていいのかわからない方も多いかと思います。

そこで今回は就職活動全体を振り返り、どんなスケジュールで進めたのか、どんな対策をしたのか、良かった点と悪かった点などをお伝えできればと考えています。これはあくまでも私の経験に基づいたものなので、参考程度にとらえてもらえればいいと思います!

部活を優先。ES対策や面接経験も皆無で、就活に突入

突然ですが、みなさんはいつ頃から始めていました?
私が本格的に就職活動を始めたのは3年生の3月です。
部活を中心にいろいろな理由をつけて、就職活動を後回しにしていました。
それまでにいくつか説明会やイベントに参加はしていましたが、
正しい自己PR、志望動機の作り方も知らず、面接対策は一切行っていませんでした。

確かに本格的に選考が始まるのは3月以降が中心ですよね。
しかし3月までに就活を戦い抜く力を身に着けておかなければなりません。
事前に、書類選考や面接があるインターンの選考など積極的に参加しておくべきでした。
また、ES対策や面接の経験も皆無で、武器を持たずに戦いに挑むような状態でした。。。

その状態で挑んだ就職活動はどうなったのか…
まずは書き方もわからないESを必死に書いて、3月に20社ほど提出。
書類くらいは通過するだろうと考えていたが、約半分の企業で落選しました。
このままじゃ就職できないんじゃないか…
この時は極端ですがそう感じ、ようやく就活に熱が入りました!

不安なときほど、あえて就活とは距離を置く

ここからは巻き返すために自分なりに心がけたことを紹介します。

いきなり就職活動に出遅れことで危機感を感じてはいましたが、一人で追い詰めすぎずに、近所の友達とキャッチボールしたり、連絡を取り合ったりして、就活のことを考えすぎないようにしていました。就活のことを考えると不安な気持ちになりますよね。

不安な気持ちを持ち続けていると、面接官にも不安や焦りが伝わってしまいます。何よりも大事なことは心の健康を保つことだと思います。不安な気持ちになった時こそ自分なりの方法で気分転換してみてください。

頼れる人には、何でも頼ろう

また、友達と自己PRや志望動機を見せ合うなど、協力しながら就活を進めていきました。
コロナの影響もあり、就活は一人で進めてしまいがちですが、先輩や友達、大学のキャリアセンターなど、頼れる環境はどんどん使っていくべきです。

私は何事もインプットとアウトプットが大切だと思ったので、自分で書いたESや面接の録画などを、友達や先輩に見てもらい自らアドバイスを求めていました。その甲斐があったのかわかりませんが、選考の序盤で落選することはほとんどありませんでした。

面接官が話し出す前に、とにかく笑顔で挨拶!

実際の面接では、話す内容よりも表情や見た目の清潔感をとにかく意識しました。
面接前は髪の毛のセットをして、スーツやネクタイにしわがないかなどをチェックしていました。

話す内容に関しては、志望動機やその他質問事項の回答を用意はしますが、あえて完璧には覚えませんでした。伝えたいことだけ確認して、言葉が詰まってしまっても自分の素直な気持ちを伝えることを心がけていました。

あとは、面接官が入室してきた瞬間に、面接官よりも先に笑顔で挨拶をしていました。
これは個人的にかなり大事なポイントだと思います!特にオンラインだと表情が伝わりにくいことが多いので、意識してみましょう。

富士通にエントリーしたのは、4年生の10月でした

就職活動に出遅れた私でしたが、周囲の協力もあり6月に電機メーカーから内々定をいただきました。この時点で満足し、他社の選考をすべて辞退して就職活動を終了しました。

しかしその後も他の業界や企業を調べていく中で、IT業界良いなぁと率直に思いました。アフターコロナに伴うIT化の促進や、多くの分野の課題解決に貢献できること、文系でも技術力を生かして働けるチャンスがあることから興味を持ちました。

しかし、そう思った時にはほとんどのIT企業が選考を終了していました…(皆さんは早めに自分のキャリアについて考えましょう)

どこか選考続けてないかと探したところ、富士通が通年採用をしていることを知りました。富士通は、IT企業の中でも特に顧客からの信頼も高く、利益を追求することだけでなく社会貢献を大きな目標に掲げています。この会社で働きたいと思いました。

とにかく富士通に関するニュースなど読み漁り、入念に対策をしました。そして通年採用の10月選考に参加し、内定をいただきました。

大学時代に夢中になったことが、就活にも人生にも活きる

記事の初めの方に、部活を理由に就職活動に出遅れたと書きました。確かに就活について全く考えずに、部活に打ち込んでいたのは反省しています。

しかし、私が内定を獲得できた要因の一つとして、部活に打ち込んでいたことがあると思います。話の引き出しが多くできましたし、心底「やり切った!」と思えることだからこそ、面接では本音のみで話すことができました。

就職活動に早い時期から取り組むことは大切なことですが、大学生活の時間は限られています。就活のことを考えすぎずに、皆さんも残りの大学生活では、夢中になれることに全力で取り組んでみましょう。その経験がきっと就活にも入社後にも活かせます!皆さんの就職活動を応援しています。


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