防衛システムを守り抜く!2年目CEの実録「小さなことからコツコツと」
富士通特機システム(TSL)
カスタマーエンジニア
馬場
【プロフィール】
学生時代は商学部で経営学を学んでいました。もとからPCなどに触れることは好きでしたが、この業界に入るときはほとんど知識のない状態から始まりました。現在は、TSLでCE(カスタマーエンジニア)として、システムの保守作業を中心に携わっています。
様々な機器の保守に携わり、国の安全を支える仕事
もともと防衛関連の企業に興味があり、PCなどの機械に触れることも好きだったので、その両方を仕事にできるTSLだったことが入社したきっかけです。
現在はCE(カスタマーエンジニア)として、防衛省様に納めている様々な機器(無線・通信機器、赤外線・電波応用機器、計算機やディスプレイなど)の保守作業を行っています。具体的には、機器が故障したときに駆けつけ、部品交換や設定を行い、システムの復旧をさせることが仕事です。お客様の業務を安定稼働させるために、定期点検なども行っています。また、お客様がシステムを導入する際、現場への機器設置作業も行っており、非常に多岐に渡る業務を経験できるので、日々、スキルアップを実感しています。
自分の努力の成果を、毎日の仕事の中で実感できる
仕事のやりがいは、自分の実力や学んだことが、日々の仕事の中でしっかりと実感できることです。障害対応では、故障している部品がどこなのかを特定し、さらに部品の交換する手順や設定方法までを自分で決めて、さまざまな手順を踏んで復旧させます。一つでも間違えると、お客様のシステムを停止させる恐れがあるため、慎重に行わなければなりません。そのためにも日々、保守技術の向上を目指し、交換手順書の読み込みや資格の取得などを行っています。新人教育の期間から、しっかりと技術を学べる研修制度が整っていますので、ご安心ください!!
CEの場合、入社して1か月は新人マナー教育があり、その後、半年間のCE技術研修を経て、現場研修となります。CE技術研修は静岡県の沼津工場で行われため、パートナー会社の新人の方とも交流ができて、とても楽しいですよ!!
小さいことから、コツコツと
仕事をする上でのこだわりは、「小さいことからコツコツと」です。障害対応ではなにかと、小さなことが役立ってきます。例えば装置やケーブル類にマークをつけ分かりやすくすること、手順書などの資料を使う順番に整理しておくこと、作業上の注意点や危険な個所をリストにして備えておくことなどです。こういった小さなことを積み重ねられるCEこそ、お客様からも、自社のスタッフからも、信頼の置かれる存在になっていくと感じています。私も信頼されるCEを目指して日々、小さいことから努力を重ねています!!
CEの1日の流れ
6:30 起床、通勤
8:30 仕事スタート
8:45 朝礼 メールチェック 作業準備
10:00~12:00 障害対応 or 定期点検
12:00~13:00 昼休憩
13:00~15:00 作業後処理、明日作業の準備
15:00~16:00 検証機で勉強
17:30 退社
19:00 夜ごはん(がっつり食べます!!)
20:00 趣味の時間(プラモデル)
23:00 就寝
勤務先の市ヶ谷ソリューションセンターが、働きやすい環境にリニューアル
現在、私は、TSLの市ヶ谷ソリューションセンターで勤務を行っています。昨年にリニューアルしたばかりで、フリーアドレスになり自由に席を決められるスタイルになっています。オンライン会議時に使用する防音のボックス席や、ソファの席などがあります。また、CE専用の部屋もあり、そこでは検証機に触れたり、障害対応時のミーティングを行うなど、とても働きやすい環境が整っています。
今後の目標としては、まずは扱う装置の保守技術をさらに向上したいと思っています。また、ネットワーク関連の技術も習得し、今後の保守に活かしていければと思います。加えて、システム導入のプロジェクトリーダーも任せていただけるよう頑張りたいと思っています!!
学生のみなさんへ
就職活動で大切していたことは、とにかくハキハキ元気よく話すことです。ちなみに私は文房具店でアルバイトをしていたので、面接のときに、「何かいいペンとかない?」など聞かれた覚えがあります。面接では柔軟に答えることが求められるので、その力は社会人になった今も通ずるものがあると思います。
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