見出し画像

生粋の文系学生で「営業向き」と言われた私が、大規模ITインフラの運用業務を続けられている理由。

※2024年4月1日付で、サーバーおよびストレージなどを中心としたハードウェア事業の基盤強化に向けて、 富士通エフサスを母体とした新会社「エフサステクノロジーズ株式会社」が発足されました。​こちらのnoteは、2022年4月に書かれたものです。

【富士通グループ現場社員のnote特集】学生のみなさんに現場のリアルを知って欲しい!との思いで、特集を立ち上げました。様々な現場社員に、仕事のやりがい、職場の様子や働き方についてつづってもらう「現場社員note」。今回は富士通エフサスのカスタマーエンジニア、坪木さんが書いてくれました。

富士通エフサス カスタマーエンジニア 坪木

<プロフィール>
社会情報学部という学部を卒業しましたが、生粋の文系学生でした。ゼミは観光業を専攻していました。現在はコロナ禍でなかなか行けないのですが、旅行好きです。読書や散歩も趣味で、今も変わらず続けています。



仕事内容:全国規模でネットワーク機器の導入・運用を担当

最初の配属は、ITのことを全く理解していなかったのでまずは勉強と思い、CCE(センター・カスタマー・エンジニア)を志願しました。営業・人事らしい雰囲気と言われていて、現場のエンジニアに配属されたときには、周囲にも驚かれました。

CCEの仕事は、全国規模のネットワーク機器の導入展開・運用・保守を担うこと。正直、右も左もわからない中、全国規模のスケールの仕事を担当したので、配属1年目は仕事を覚えることが大変でした(笑)。ただ、展開から保守まで一連の業務を新人の時に経験できたことは、今では貴重な財産になっています。

昨年からは、新たな部署で、タブレット・スマートフォンの運用サービスを、お客様先に常駐しながら担当しています。端末の配付・障害交換・回収業務がメインです。


仕事のやりがい:数分の無駄の削減が、莫大な効果を生む

運用業務で大事にしていることは、仕事の無駄・ムラをなくす事です。これまで担当させていただいたお客様は、いずれも何万台という単位で機器を導入していました。手配する機器の数も、お客様からの問い合わせ件数も、非常に多くなります。そこでは、新人時代に業務改善活動に携わり、研修や資格取得で得られた経験が今も活きています。

規模の大きなプロジェクトでは、1件の手配当たり数分の作業時間を削減するだけでも、大きな効果を出すことができるので、やりがいを感じることができます。プライベートでも家事をいかに効率よく終わらせるか考えるようになり、好きなことをする時間を多く取れるようになりました(笑)。

入社したての頃は、文系出身の私がICTの会社で仕事をやっていけるのかという不安の方が大きかったです。しかし、働く年数が長くなるにつれて、それは無用な心配だったなと感じています。

資料作成よりも人前でプレゼンをする方が好き、パソコン作業の方が得意など、人それぞれ得意・不得意があると思います。「すべて自分でやろうとせず、出来る人を見つけてくるということも立派な仕事だよ」というアドバイスを先輩にいただいてから、もっと自分の長所や短所を理解し、周囲にもちゃんと伝えることの大切さに気付きました。ストレスを感じず、楽しく仕事をするコツにもなっています。

コロナ禍になって、個々の働き方やキャリアにフォーカスした改革が、富士通グループ全体で行われるようになりました。これまで以上に自分の強みをしっかり理解して、成長していきたいと思います。


ある一日のスケジュール:残業はしないように

6:00 起床、始業準備
8:00 お客様先出社 (常駐)
9:00~12:00 運用業務(手配書等の資料作成を中心に行います)
12:00~13:00 昼休憩(都内のランチ巡り)
13:00~17:30 運用業務(午後は問い合わせやメール対応が多めです)
17:30~18:00 締め作業、翌日のタスクまとめ
18:00 退社 (基本残業はしません)
19:30 帰宅
20:00~ 夕食準備 (お昼が外食の為夜は自炊中心です)
21:00~ 趣味時間 (読書や映画鑑賞、ストレッチをして過ごしています)
24:00 就寝

学生へのメッセージ:今、好きなことをとことんやろう

社会人になると出会う人も多くなり、視野も広くなります。学生の頃より現在の方が、様々なことに興味を持つようになりました。就職活動では、今の自分の選択が本当に正しいのか悩むこともあると思います。社会人になってからでも充分、趣味も仕事も楽しめるので、気負わずに好きなことをとことんやってください!

●富士通エフサスのnote記事

●富士通エフサスの動画

●その他富士通グループ企業のnote