【採用担当コラムvol.4】企業の採用広報でのアピールを、どう捉えればいいのか?
こんにちは!今月の採用担当コラム担当の平野です。
皆さん、どんな冬休みを過ごしましたか?
まだ1月とはいえ、脅かすようですが・・・
早くから採用活動を行っている企業は、説明会や選考などをすでに実施しています。
皆さんの中でも、説明会に参加した、選考を受けた、内定をもらった、という方もいらっしゃるかもしれません。
いずれにしても、年が明けて徐々に企業、学生ともに採用活動・就職活動が本格的に進んでまいります。
そんな中で今回は、企業の提供する情報の見極め、注意点についてお話ししたいと思います。この時期に情報収集のイロハを学んでおくことで、変に惑わされずに就職活動を進めることができます。ぜひ、最後まで読んでいただけるとありがたいです!
1.企業からのアピール、鵜吞みにしていいの?
皆さん、ネットで企業の採用情報をリサーチしているときに
「良いことばっか書いてあるけどほんと~~~(疑いの目)?!」
「これ信じていいの~~~~盛ってんじゃないの~~???」
と思ったことはありませんか?(私はあります)
正直に言うと、多かれ少なかれ、自社の「良い面を前面に出す」というのは採用する側(売り込む側)の心理として、仕方のない部分はあります。(すべての企業がそうしているわけではないですが!ね)
これは採用に限ったことではなく、自社ビジネスを推進する上でも同様です。
<企業の心理状態>
例:採用PRの文面をWebで掲載するとき・・・
・ライバル企業Aが盛ったアピール(盛り度10%)
・ライバル企業Bは他社に負けじとさらに盛ったアピール(盛り度20%)
・表現がやや苦手(控えめ)なライバル企業Cのアピール(盛り度ー10%)
・自社Dは普通のアピール(盛り度0%)
であったとき、
受け手(=皆さん)が盛り度を引き算(足し算)して、A~D社の適正な見極め(盛り度ゼロベースの見極め)ができるのか、採用担当者はとても不安になります。
結果として、他社がやるならウチも盛っておいた方が安全・・・と徐々にアピール合戦になっていく。そのような事態が、一部では起こっているようにも感じられます。
では、仮にA社、B社のような盛った内容をそのまま鵜呑みにして入社した人が、社内で活躍できるのか、長く在籍してくれるのか。
結果は、皆さんもお分かりかと思いますが、「ミスマッチ」につながるケースもあります。入社した人にとっても、企業にとっても、マイナスになってしまう。このような事態は避けなくてはなりません。
2.どうすれば、情報を見極められるの?
企業にとっても、学生にとっても、良くない状況をどうやって打開するのか?
そのためのひとつの考え方、取り組みを紹介いたします。
エン・ジャパンより
リアリティショックを防ぐ!ありのまま採用
まずは、企業側から。良いことも悪いことも含めて、ありのままを伝えることが、採用を成功させるためのもっとも適切な方法だと認識する必要があります。そのうえで採用広報を行うことが大切だと、私は感じています。
学生の皆さんに、富士通グループの本当の姿を知ってもらいたい。その想いから立ち上げたメディアが、この『#REAL』です。採用HPだとキラキラした情報ばかりになってしまいがちなので、ここでは、先輩社員・内定者・採用担当など様々な立場の人が執筆し、仕事の楽しさも、正直悩んだ経験も、ありのままにお伝えしています。
※とはいえ、ネガティブ情報を伝えるのは企業にとって結構勇気のいることですので、そのあたりをご理解いただいた上で情報収集してもらうとありがたいです。
3.企業のネガティブ情報を聞き出すには・・・!
企業の盛り度やネガティブ情報を知る際には、口コミサイトや知人からの情報よりも、自身で見た・聴いた・感じたことを大事にしてください。
企業の採用担当や社員と話す場で、ネガティブ情報を引き出すのが有効です。
「ちょっと聞きにくいことを伺ってすみません」
「御社をより深く知りたいので」
「正直○○なことに心配があって」
など、会話の前後に、配慮した言葉をはさめば問題ないはずです。
もちろん、富士通グループの新卒採用を受けていただいて、社員との接点においては、何でも聞いてくださって大丈夫です!!
いかがでしたでしょうか。
盛り度を推測して、企業のありのまま(ゼロベース)を見ていただきたいです。そのためには、自ら積極的に企業を知る、質問するなどアクションも重要です。皆さん一人ひとりに合った企業に、巡り合えることを願っています!
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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