「夏のインターン?」なにそれ、、、就職活動に出遅れた非IT専攻の学生が、SEとして採用されるまで。
みなさん、こんにちは。2022年卒の田坂です。
大学では化学を専攻し、白衣を着て実験メガネをつけて実験を行う日々を送っています。
しかし、就職活動ではICT業界を志望し、来年から富士通エフサスのSEとして採用していただきました。
IT業界とは全く異なる学問を学んできた私が、就職活動でIT業界を選んだきっかけと、納得のいく業界選択のポイントについて書いていこうと思います。文系・非情報系の学部学科からIT業界へ挑戦しようと考えている学生の方々で、その選択に迷っている方がいらっしゃいましたら、少しでもお役に立てれば幸いです。
「夏のインターン?」なにそれ、、、周りより大幅に出遅れていたことに気づく
私は大学三年の夏から秋にかけて、就活をしている“つもり”になっていました。もしかしたら、講義や実験レポートの作成が大変だからと、どこかで言い訳を作って甘えていたのかもしれません。
コロナの影響で実験までもがオンラインで行われていた当時、久しぶりに友達と集まったzoom飲み会で衝撃を受けました。
「夏のインターンどうだった?」「面接対策むずかしい~」「院試の勉強大変でさ、、」
衝撃を受けました。同時に、志望業界も決まっていなかった、今までの自分の就活に対する考えの甘さを痛感しました。
後悔のない業界選択のために、あえて「悪い面」も聞いてみる
就活に本気で向き合おうと決心した私が、実践して役に立った行動を二つご紹介します。
①とにかく色々な業界の説明会に参加して、「その業界を選んで悪かったこと」を質問する
化学、IT、金融、コンサルなど業界問わず30~40社の説明会、インターンシップに参加しました。その中で質疑応答の時間があった際は、その業界・業種・会社を選んで「よかったこと」と「悪かったこと」の両方を質問するようにしていました。
②社会人の先輩に、「説明会では聞けないリアル」を聞く
サークルや学科、バイト先の社会人の先輩に話を沢山聞きました。さらにその先輩方にも知り合いの方を紹介してもらい、説明会などでは聞けないような社会人のリアルを教えていただきました。業界・職種についてのお話を伺い、自分自身が思い描く社会人像と重ね合わせて、業界選択を行いました。また、業界によって面接の雰囲気なども異なる様でしたので、面接のコツや意識したこと、面接練習、ESの添削など沢山助けていただきました。
ここで私が意識したことは、「良い面と悪い面の両方を聞くこと」です。
就活の相談や質問をするのは、少し恥ずかしさや申し訳なさがありました。しかし、「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」ということわざのように、今聞かなければ一生後悔することになる、と勇気を振り絞っていました。
(社会人の方は忙しい間を縫ってお話をしてくださっています。時間を無駄にさせないように、あらかじめケータイのメモに聞きたいことをメモして臨むことをお勧めします。)
遅れてもいい。納得いくまでじっくりと、周りの社会人に話を聞いてみよう
私が今回の就職活動で感じたことは、はじめから絞らずにいろいろな業界を見たことで、自分が本当にやりたい!はたらきたい!と思える業界(職種、企業)に出会えた、ということです。
就職活動は早く始めるに越したことはないと思います。
ですが、もしみなさんが私のように始めるのが少し遅くてなってしまったとしても、なるべく焦らずに自分が本当にいきたい!と思える業界に出会えるまで、じっくりと周りの社会人の方にお話を伺ってみてはいかがでしょうか?きっと、親身になって相談に乗ってくれると思います。
みなさんの就職活動が納得のいくものになることを願っています。
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。
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