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スポーツ系大学出身の学生が、IT企業への就活を通じて気付いたこと。

【内定者の就職体験記 特集】富士通グループ合同採用の2021年卒内定者(入社者)が、就職活動の体験談やノウハウを語る連載です。第6回は、体育大学の大学院を修了し、富士通グループでSEとして働くことになった脇園さんに書いてもらいました。専門分野が全く異なる業界への就活を、どのように進めていたのでしょうか。また、その中でどのような楽しさや学びを感じていたのでしょうか。自分自身の言葉で詳しく綴ってくれました。

みなさん、こんにちは。2021年卒の脇園です。私は鹿屋体育大学大学院に在学していました。

大学時代は、自分が選手としてがっつり水泳に取り組みました。大学院では、スポーツ心理学を中心に、スポーツやコーチング・体育にまつわる勉強に励み、2021年に4月に富士通鹿児島インフォネットに入社しました。

今回の記事では、なぜスポーツ系の学生が、まったく分野の異なる理系の職種 (SE職) を志望し、どのように就職活動を進めたのかについて、皆さんに共有できたらと思います。

まず、就職活動を通して、私が皆さんに一番伝えたいことは、「就職活動は楽しい」ということです。全部が全部楽しいと言ってしまうと嘘になってしまうので、どのような流れで就活を楽しいと感じたかについて書いていきます。

インターンで気付いた、アスリートとSEとの共通点

前述したとおり、私はスポーツばかりしてきたため、IT関係は全く知らない世界でした。というのも、大きな大学のようにたくさん (教育・工学などの) 学部があるわけではなく、体育学部しかない単科大学でしたので、全ての学生生活がスポーツを中心に回っています。

そのため、就活前は「ゴリゴリの理系の人たちと話しは合うのかな・・・笑」と正直不安な部分はありました。パソコンで作業することや何かを作ったりすることが何となく好き、くらいでしたので、IT?ICT?と他の人よりもずっと知識が乏しかった。そのため、「純粋にICT分野を知ろう」という姿勢でインターンや合同説明会に参加しまくりました。

参加したインターンでは、初めて会う分野の先輩社員の講話や、他大学の学生との会話でも、 「なるほどなるほど、知らないことばっかりだなー、面白いなー」 と、就活を意識せず、純粋にトークを楽しんでいたと思います。

特に印象に残っていることは、先輩社員の講話で、「仕事をしていてよかったことは、すぐに結果は出なかったけど、努力を継続することで、ようやく結果が出て、お客様に喜んでもらえた」という言葉でした。

私は質問しました。「目に見える結果がなかなか出ないときに、努力は継続するのは難しいと大変なことだと思います。モチベーションをどうやって維持したのですか?」。

先輩社員からは「モチベーションが低いときもあったが、とにかく目の前の課題に対してひたむきに努力を続けた」という回答をいただきました。 スポーツとの共通点を発見できたこともあり、自分がやっていたことに誇りを持つことができました。

就職活動には、人生に必要なことを学べる楽しさがあった

こうした話を聞くと、スポーツや研究、ICTなど、分野は違えど、結果を出すまでの努力の姿勢というのは、どの分野でも変わらないし、大切なことであるということを学びました。

また、「人生で大事なこと・物事の考え方・姿勢」を、就活を通して学ぶことができるということが楽しかったです。その楽しさに気付いてからは、より積極的に質問できるようになりましたし、企業の理解も進むので就活が上手く回り始めました。異業種のことを知らない、というのは恥でも何でもないです。

そして、最後に。就職活動で内定をもらうということは重要なことではあります。ただ、たくさんの考え方や姿勢を学ぶことのできるツールだと思うことも大切だと、私は思います。

実際に、就活でとにかくアピールしないと内定をもらえない!という風に自分で追い込んでしまうと、普段であれば話せることも話せなくなる(実際に自分がそうでした)。そんなときは、就活は1つの学びの場として捉えて、行動を起こしてみてはどうでしょうか?

行動を起こしていく中で、自分自身の強みに気づけることも多々あります。自分のアピールポイントを表現したり、エントリーシートを書いたりと、何かと大変なことが多い就活ですが、その中でも楽しさを見つけながら、自分の納得のいくように活動してもらえたらいいなと思います。拙い文章ですが、最後までご覧いただきありがとうございました。

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