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国防の最前線を、技術で支える充実感を味わえる。2年目SEの仕事と1日の流れをご紹介。

【富士通グループ現場社員のnote特集】学生のみなさんに現場のリアルを知って欲しい!との思いで、特集を立ち上げました。様々な現場社員に、仕事のやりがい、職場の様子や働き方についてつづってもらう「現場社員note」。今回はジョイント・システムズ・サービスのシステムエンジニア、梶原さんが書いてくれました。

ジョイント・システムズ・サービス(JSS) システムエンジニア 梶原

<プロフィール>
学生時代は生物学を専攻していたので、システム系というよりは、薬品を調合したり細菌を育てたりしていました。趣味はスキューバダイビングです。連休を使って、伊豆の海まで行くこともあります。ジョイント・システムズ・サービスには、2021年4月に入社しました。

入社を決めた理由:普通ではできない体験に興味があった

元々どういった職種に就きたい!という、志望動機はあまり明確にはなかったです。大学自体も高校の授業が面白くて、生物をもっと学ぼうと思って進学したので…。

興味がある分野で働こう!と考えて調べていくうちに「防衛産業」なるものがあると知りました。「絶対面白いし、普通じゃお目にかかれないものがいっぱいありそう!」と思ってJSSに入社しました。

仕事内容:国防の最前線を支える。ネットワークの当たり前を守る

私が所属している第一運用サポート部では、陸上自衛隊様で利用されている作戦系、指揮系システムを扱っています。24時間365日、いつでもどこでも使えるように安定稼働を支援するのがメインのミッションです。例えば、日々の業務中に発生した不具合を解決したり、システム監視やログの分析、訓練時のシステムも担当しています。また、お客様が導入する新システムの開発や導入、教育も私たちの仕事です。

その中でも私は、お客様が利用するネットワークの支援を行うチームに所属しています。普段は意識せずに利用するネットワークですが、その当たり前を守るために、不具合対処や機能拡張支援などを行うのが仕事です。加えて新システムの設計や導入時の支援を行っています。

仕事のやりがい:最前線の人たちに寄り添う。開発したシステムが動く

陸上自衛隊様のシステムの安定稼働支援という仕事は、お客様との距離感がほかの会社と比較すると近いと思います。直接、お客様から頼られることが多いです。もちろん舞い込んだ仕事は、簡単にこなせないものもありますが、その分だけうまく対応できた時の達成感は大きいです。お礼の言葉をいただくことも多いので、その点もとてもうれしいですね。加えてSEという仕事は、いろいろな拠点を訪れることもできます。そういったところも面白さの一つかなと思っています。

▲出張先のごはん

自分が開発に関わっていたシステムを、お客様のもとに導入する際には、とても緊張します。開発して、試験して、調整してからまた試験して、大丈夫だったシステムが、現地でしっかり動いてくれるとは限りません。当日は、お客様がご使用中の機器を操作して、新システム導入用の設定変更も同時並行で実施します。新しく導入された機器がしっかり動いているのを確認できたときはとても嬉しいですし、安堵します。

職場の雰囲気:国防に携わる仕事ですが、職場はフレンドリー

「国防」という言葉に対して、堅苦しいイメージも持っていましたが、JSSに入社してみると、全く違いました。実際に働いていると、皆さん優しくてフレンドリーです。もともとは防衛関連の機関や企業に勤めていて、その後当社に入社した方もいらっしゃるんですが、色々な興味深い話をお持ちだったり、様々なノウハウを教えていただけたりします。社内の雰囲気も明るくて働きやすいですし、よく会社の同僚で出張土産のお菓子を囲んでたりしています(笑)。

ある1日の流れ:フレックスタイムでの勤務。定時で帰宅

コロナ禍ということもあり、フレックスタイムでの勤務をしています。

9:30   フレックス出社、メールチェック、スケジュール確認
10:00~ ネットワーク構成図の作成
12:00~ お昼休み、近くのカフェでゆったり
13:00~ 作成した構成図を自己レビュー
15:15~ レビューの依頼を上司へメール
15:30~ レビューを受けている間に社内会議に参加
17:00~ 帰る前に先に明日やることをまとめます
17:15 定時!帰りましょう!
 ※帰宅途中でお買い物とか、映画とか、展示イベント等に寄り道することもあります
18:30~ 帰宅。ご飯をつくります
20:00~ 自分の時間。最近はMMORPGを仲間と通話しながらやっています
23:30  就寝

自由度が高いので、同僚の社員たちも自分のスタイルで働いています!

今後の展望:目指すのは寄り添うことのスペシャリスト!

お客様の中には、システムを熟知されている方もいれば、配属されたばかりで知らないことばかり!という方もいらっしゃいます。誰であっても安心して新システムを導入、利用できるように、まず自分がシステムについて最も詳しくなくてはならないと思っています。

そのためには、担当しているシステムのちょっとした機能も把握しておくことが大切です。迅速な障害解決に繋がるだけではなく、お客様が抱える疑問を解決できたり、より丁寧な説明ができると思っています。システムを理解することはお客様を理解すること。そしてそれが信頼されるSEへの近道だと考えています。

学生へのメッセージ:そもそもの興味に向き合ってみる

就活を始めたばかりの頃は、初めて聞く言葉が結構多かったと思います。就活の軸など、どうすればいいんだろうと感じて、色々調べた末に苦悩することもあるかと思います。もし解決の糸口を探しているなら、ご自身がそもそも何に興味があるのか、何が好きなのか考えてみてください。答えはすぐそこにあるかもしれません。

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