富士通の面接官の本音は?学生の何を見ている?内定者が3人の面接官にインタビュー!
皆さんこんにちは!
富士通株式会社に内定を頂いた藤本と申します。
今回の記事では、2025年入社予定の内定者メンバーが、
人材採用センターの方々にインタビューをしてきました!
就活中のとある日、真夜中に面接官の顔が夢に出てきて、汗びっしょりで目を覚ましました。まさに「悪夢」です。その「悪夢」において面接官は「悪魔」でした。鋭い目つきに乾いた愛想笑い、あの時の悪魔の顔はもうトラウマです(笑)。
あのとき、面接官は何を思っていたのか?(もしや面接官は本当に悪魔なのか?(笑))
「就活時代に知りたかったなあ。」と何度も言ってしまうほどの貴重なお話。
ぜひ一読して就活の参考にしてください!
富士通 人材採用センターメンバー紹介
藤原 圭佑:福岡県在住。意地でも上京しない。ハッピーお兄さん!
塚田 澪:SEから人材採用センターに異動しました!
佐藤 正道:キャリア入社1年目ですかと聞かれることが多いけど、バリバリ新卒で2年目です(笑)
富士通内定者インタビュアー
石川、田嶋、藤本
志望している他社を聞くのはなぜ?
内定者:石川
こんにちは、今日はよろしくお願いいたします!
早速ですが、私が富士通の説明会に行った際に
「富士通は良くも悪くも真面目で、言ってしまえばちょっと堅めである。突飛というよりも堅実な人が多い」
といったことをお聞きしたのですが、イメージとしてそういう感じで間違いないでしょうか。
採用担当:塚田
そうですね、優しくて周りのことをちゃんと考えられるとか、責任感が強いとか、そういう人が多いイメージがありますね。 確かに雰囲気的には、ガツガツ系よりは落ち着いている温厚な人が多い感じです。
内定者:石川
なるほど……!
もう1つ、「他社志望を聞くのはどんな意図があるのか」っていうのもお聞きしたいです!
この質問の意図も本当に諸説あるイメージでして、富士通の場合はどんな意図なのか、ずばり教えていただけますか!
採用担当:藤原
しっかりとその学生さんの関心に合わせた情報を提供するため、です。
私たちも、学生さんに富士通を選んで欲しいんです。 だから、もし同じIT系の、しかもSE職に絞って就活を進めているんだったら、他社の富士通のSEとの違いって、どんなところにあるんだろう、と気になります。その違いに惹かれることも多いので、面接でもそんな話をしたりとか。
つまり、どういう話がその学生さんに刺さるのか、探るために聞いています。正直に腹割って話した方が、双方にとってお得です。
採用担当:佐藤
僕もほぼ同意見ですね。あくまで会話のきっかけです。答えの良し悪しって話でもないですから、答えによっていきなり不合格になることはありません。
内定者:石川
ありがとうございます。学生の発想とは真逆の答えが返ってきましたね。 学生の皆さん、他社志望状況は正直に話してみるのもありですよ!(笑)
面接官が気をつけていることは?
内定者:石川
では面接に関しては最後の質問ですけれども、「面接官側が気を付けていること」を教えていただきたいです。学生としても、面接官側の視点を知ることで安心できるので、よろしくお願いします!
採用担当:塚田
やっぱり学生さんが緊張しないようにするっていうのが一番。悔しいじゃないですか、緊張しなければもっと色々話せたのに……と学生さんが思ってしまうと。
こちらとしても、本来の学生さんの姿をラフな感じで見たいので、できるだけニコニコしたり、話しやすい雰囲気を作ったりと、意識しています。
採用担当:藤原
「『面接だけが上手な人』を採用するのは、面接官としては未熟かもね」と言われていました。面接って言ってしまえば、成果発表会みたいなものなので、ただ上手にお話できる力や、 1を10に見せるスキルを評価しているわけではありません。
逆に、10やっていることを7〜8しか話せない人がいたら、 その残りの2〜3をこっちから、助け舟を出す感じで引き出すようにしています。 いかに本来のその人の良さを聞き出せるのか。そこが面接官の頑張りどころだと思います。 (佐藤)正道さんはどうですか?
採用担当:佐藤
そうですね、おふたりがポテンシャルを引き出すことについて、お話してくださったので、違う観点から伝えさせていただきますね。
学生にとっては面接官イコール「富士通の人」なので、私自身の話し方や印象が、富士通の印象に直結することは常々意識しながら面接しています。
もちろん面接の場っていうのは、こっちが学生の皆さんを判断するだけじゃなくて、学生の皆さんが会社を判断する場でもありますからね。
だからこそ学生の皆さんに、面接官を通じて富士通にいいイメージを持ってもらえるよう、常に意識しています。
内定者:石川
ありがとうございます。なんだかじーんとします(笑)
圧迫面接を恐れることで、学生はやっぱりめちゃくちゃ緊張して臨むと思うんですけれども、面接官の方もそんな風に色々と考えて臨んでくださっていることが分かると、少しでも安心できると思います。
リモートと対面の違いは?
内定者:田嶋
最近では、そんな面接がリモートで行われております。採用担当として、リモート面接と対面面接の違いは意識していますか?
採用担当:藤原
「面接自体には、大きな違いはないように感じます。ただ、人柄に関しては、どうしてもリモートだと分かりづらい部分はありますね。かつて、対面のインターンシップを担当していた際は、ワーク中の様子だけではなく、その前後の様子も一応確認していました。会社側からしたら、学生の飾らない表情を見ることは、対面の方ができたと感じます。
リモートの場合、パソコンをシャットアウトされたら、その後の動きはわかりません。面接の30分間だけで判断しなくてはならない。難しくなったと思いますね」
内定者:田嶋
ワークの前後では、具体的にはどのようなことをチェックしていましたか?
採用担当:藤原
たとえば、会社出た瞬間に、友人同士でどのような会話をしているのか。そういうとこに就職に対するスタンスが見える場合もあります。大きく評価が変わることはありませんが、気にはなりますね。
そういえば、昔の話ですが、会社から駅まで、歩きタバコを吸いながら、帰った人もいましたね。。どこで誰に見られているか分からないので、注意した方がいいと思います。
内定者:石川
え。私は、面接の帰りにお腹が空きすぎて。ホームで電車を待っている間に、立ちながらお菓子を食べたことはありますね!面接官に見られたら大変なことになってたのかなあ……
採用担当:藤原
いや、それは流石に(笑)。逆に待ち時間にお菓子を買ってきてあげればよかったかも、って思ってしまいます。
内定者:石川
優しい!安心しました!今度からお腹を満たしてから面接に向かうようにします!
まとめ:面接官だって必死。肩肘張らず、ありのままの自分を磨いて面接に臨めば大丈夫!
就職活動をより前向きに進める方法は?
内定者:藤本
最後に就活生や内定者に向けて一言、お願いいたします!
採用担当:塚田
就職活動は早めに始めるべきだという点をお伝えしたいです。
私の頃はゆっくりと進めていましたが、幸運にも富士通に入社できました。ですが、現在の就活生を取り巻く状況を考えると、自己探求や企業情報の収集は早めに行うに越したことはありません。
迅速に就職活動を進め、内定を得て、安心して内定期間中には遊びも含めて自分のやりたいことを楽しめるといいのでは、と思います。学生時代には自由な時間が豊富ですが、社会人になるとその時間が限られますから。内定期間中はやるべきことをしつつ、好きなことにも時間を使う。そのような日々の過ごし方が理想的だと考えます。ありがとうございました。
採用担当:佐藤
私からは、これから富士通に興味を持ってくれる方々に向けて。
就職活動や情報収集に苦労されることも多いかと思いますが、それ以上に自己分析を通じて自身と向き合うことは非常に厳しい作業です。しかし、その先に内定や入社が待っていると考えると、「あの時に頑張ってよかった」と感じることができるでしょう。
困難なことではありますが、明るく前向きに、そして楽しみながら就職活動を乗り越えていただきたいと思います。
採用担当:藤原
私も同様の意見です。
就職活動や卒業論文といった重要なことは、往々にして面倒だと感じることが多いかもしれません。大規模なプロジェクトに取り組む際にも、同じように面倒だと感じることがあるでしょう。
しかし、その先に楽しさや達成感を見つけられれば、少し気持ちが軽くなることでしょう。最終的には、自分の心の持ち方次第で、どんな作業も楽しむことができるはずです。私たちは皆さんのご応募お待ちしております。
内定者:石川、田嶋、藤本
貴重なお話ありがとうございました!
いかがだったでしょうか?
人材採用センターの人は天使のように優しくかっこよかったです。
就活中の皆さんに少しでも貢献できる記事になれば幸いです。就活頑張ってください!