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偶然は人生を変える。就活に踏み出したきっかけは、妹の存在

【富士通グループ内定者の就職体験記 特集】富士通グループ合同採用の2022年卒の内定者が、就職活動の体験談やノウハウをつづる連載です。第4回は富士通ラーニングメディア内定者の那須さんに書いていただきました。自身の原体験や就職活動での挫折、そこからの内定獲得までのプロセスについて、熱くつづってくれました。

こんにちは!2022年卒の那須と申します。
私は富士通グループ合同採用により、来年の4月から株式会社富士通ラーニングメディアに入社することが決まっています。
近頃は新型コロナウイルス感染減少が進んでいる中、まだまだ油断のできない日々が続いています。就職活動も少しずつ山場に近づいている頃だと思います。
ちょうど去年の今頃はインターンシップや企業説明会、早期選考など「THE就活生」のような日々を過ごしていました。先の見えない不安、学業・部活・バイトとの兼ね合いなど、とても難しい時期でしたが、今考えると充実していた日々でした。


誰かを幸せにすることが、自分自身の幸せだと気付いた

思い返してみると、私の就職活動の入り口はブライダル業界からでした。去年(2020年)の7月に将来の進路について考え始めました。憧れの先輩がブライダル業界に就職していたこともあり、とりあえずブライダル業界見てみようということで就職活動をスタートしました。しかし、ブライダル業界のインターンシップに参加した際に私以外が全員女性の方であったため、状況が飲み込めずブライダル業界は女性の業界なのかと思い諦めました。企業によっては男性の方も少なからずいるところもあるようですが。

私は一歩踏み出したら後戻りできない性格であるため、就職活動に踏み出したからには次はどこの業界を見て行こうか考え始めました。その時の私には、「何かの幸せに携わりたい」との漠然とした軸がありました。私自身が人生において幸せをいただいた企業にフォーカスして、説明会やインターンシップに参加しようと考えました。商社や小売、不動産などの企業に応募して、夏や秋のインターンシップや説明会で業界の事を少しずつ理解することができ、他大学の人とも関わることで様々な価値観を吸収できたのです。就職活動へのモチベーションも上がり、様々な新しい考え方やスキルを学ぶことができ、とても充実した大学3年生の夏と秋を起こることができました。その時期を境にWEBテストの勉強やESのブラッシュアップ、面接対策、業界・企業研究、自己分析など就職活動に対してエンジンがかかり始めました。

12月になり、自己分析も深まり始めました。そこで私は塾講師の経験や部活動での経験から、コンサルや人材育成に興味を持ちました。夏に漠然としていた、何かの幸せに携わりたいという想いから、誰かと共にその人の課題と向き合いながら目標達成をしていくことが、相手の幸せでもあり自分自身の幸せでもあることに気づいたのです。その時に改めて自己分析や他己分析の大切さにも気づきました。


就職活動に1歩を踏み出したきっかけは、妹の存在

もうひとつ、私が大切にしていたことがあります。それは「家族」です。私は理工学部なので研究の道に進むか、 就職活動をするかの 2 択の選択肢がありました。そこで、将来について考え始めた時に始めに頭に出てきたのが家族のことでした。私には 6 歳離れた妹がいます。妹の見た目は普通なのですが、外見では分からなくて、普通に接していたらあまり気づくことのできない発達障害があります。妹は人とのコミュニケーションが上手く取れなかったり、勉強をしている時などを含めて理解が遅かったりします。そのストレスのせいでうつ病にもなっています。

妹は小学校では普通のクラスに入れていましたが、中学校では障害と闘っている人のクラスに入りました。私は兄として、苦しんでいる妹を勇気づけることのできる存在になりたいと日々想っています。私が中学 1 年生の時まで妹の障害を受け入れることができていませんでした。なぜなら、中学 1 年生の時に障害があることを知り、驚きを隠すことができなかったからです。

そこで母親から言われた言葉があります。「もしかしたら、あなた自身が妹と同じ障害を持って生まれてきたかもしれないよ。生まれる順番が違ったりとかもあるのかもしれないよ。本来はあなたが障害を持っていたかもしれないんだから、妹には感謝しないとだよ。」と言われました。その時から今に至るまで、日常に感謝して、楽しい時はもちろんのこと苦しい時も楽しみながら、ここで頑張って成長したら妹も喜んでくれるはずと思い生活しています。私は周りの友人や先輩、後輩からは、人当たりが良く、友達想い、仲間想いでコミュニケーション能力があると言われます。この強みは間違いなく、妹が本来持っていたであろう2倍分の強みを私が妹から授かっているからだと思います。この強みを活かして社会貢献、社会課題を解決していけるような働きをして、妹を勇気づけたい。そう想って、研究の道には進まずに、就職活動を選択しました。


早期選考で落ち続けていたときに、富士通と出会った

私と富士通グループの出会いは2021年の2月末でした。カフェで就職活動の準備をしていたところ、自分の携帯に1通の説明会案内のメールが入りました。富士通グループへの説明会案内でした。ちょうど早期選考で落ち続けていた時期と重なり、私にはこんな大手企業に入れるわけがないと、勝手に決めつけてメールを無視しようとしていました。

しかし、ここで得意の「とりあえず精神」が働きます。なぜかその時だけは、無理かもしれないけど説明会行く事自体は自由だから行ってみるかと思えたのです。今となればそこが私の人生においての大きな分岐点でした。私はコンサルと人材業界に興味があったため、富士通ラーニングメディアと富士通総研の説明会に参加しました。すごく魅力的な説明会であり、ここで働きたいという思いになりました。私みたいな就活で落ち続けている人間が、大手企業に本当に入れるのかと疑問は残っていたままでした(早期選考で落ちていたのを引きずっていました)。

そこで富士通グループのキャリア相談会に予約し、社員さんに単刀直入に自分の想いを話しました。すると、社員さんは親身に優しく私の話を聞いてくださり、「那須くんは富士通ラーニングメディアに向いていると思うから、是非選考に挑戦してみて欲しい」と後押ししていただくことができました。今でも感謝してもしきれないくらい、その社員さんには感謝しています。


誰かに親身に寄り添い続けられる人になりたい

そこから富士通ラーニングメディア一本に絞りました。選考中も数名の社員さんが最終面接まで、面談でフォローしてくれました。社員さん方もお忙しい中ではあるのにも関わらず、私が何回面談をお願いしても全て受け入れてくださり、親身に丁寧に相談に乗ってくださりました。それにより、私も人に親身に寄り添い続けることのできる人になりたい、本気で富士通ラーニングメディアで働きたいという思いが応募した時よりも強くなりました。

そして、多くの人の支えと不思議な縁があり、無事に3月末に富士通ラーニングメディアから内定をいただくことができました。本当にここで働きたい、この人たちと働きたいと心の底から思えた企業から内定をいただくことができ、何よりも幸せな瞬間でした。加えて、富士通という看板を背負う責任感とプレッシャーものしかかってきました。就職活動は本当に何が起こるか分からないですし、諦めずに1歩踏み出すことが自身の最高な結果に繋がるのだということを学ぶことができました。今は社会人へのスタートラインで号砲を待っている時だと私は思っています。4月までの1つ1つの研修を大切にし、これから社会人として良いスタートを切っていきます。

▼那須さんの内定先の「富士通ラーニングメディア」の記事はこちら!

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