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富士通総研コンサルタントの新卒1年目の振り返り。自治体のデータ活用の促進に向けて。

【富士通グループ現場社員のnote特集】学生のみなさんに現場のリアルを知って欲しい!との思いで、特集を立ち上げました。様々な現場社員に、仕事のやりがい、職場の様子や働き方についてつづってもらう「現場社員note」。今回は、富士通総研の岩見さんが書いてくれました。

富士通総研 コンサルタント 岩見

<プロフィール>
学生時代は経済学を専攻していて、行動経済学や計量経済学を勉強していました。スポーツ観戦(特に野球や陸上や相撲)が好きで、休日や仕事が早く終わった時は友人と観に行くこともあります。


仕事内容:デジタル視点で、行政サービス・業務を再設計する

私が所属している公共デジタル戦略グループ(旧:行政情報化グループ)のミッションは「デジタルの力で、より良い社会・地域とするためにデジタル視点で、行政サービス・業務を再設計する」ことです。現在の官公庁や地方自治体は十分にデジタル化ができておらず、業務が非効率なために職員の負担が大きかったり、行政サービスや手続に対して住民の方が不便に感じているという課題があります。

これらの課題を解決するために、公共デジタル戦略グループは官公庁や地方自治体に対して、例えばはんこレスやペーパレスを実現するために新しいシステムを検討したり、引っ越しの手続の削減といった、住民向けの新しいサービスを作る際の課題分析などを行っています。

仕事のやりがい:「富士通総研のおかげでプロジェクトが滞りなく進行できた」と言ってもらえる

この4月から、新卒2年目になりました。1年目を振り返ってみると、業務を通して、報連相を密にとり、関係者間の認識をきちんとすり合わせることが重要だと感じました。なぜならば認識がずれた状態で作業が進むと、そのずれを修正するために大きく時間を消費するからです。入社した直後は、自分でやることを考えるというよりも、上司や先輩から与えられた指示・タスクを正確にこなすことがメインになります。(もちろん、自分でやることを考えることも、今後を考えると非常に重要です。)

ですが、指示の全てが必ずしも具体的ではなく、ざっくりしたものもあります。そのざっくりしたイメージのままタスクを完了し、いざレビューをしてもらった時に相手のイメージと異なってしまうと大きく修正をしなければならず、時間が非常にかかります。

この問題を解決するためには、全体での位置付けや指示の目的を考えることや、イメージに齟齬がないか早めにすり合わせを行う必要があります。イメージをきちんと共有した結果として、先輩や上司から自分が作成した資料がよくできていると褒められた時は嬉しいです。また、自分が遅延なく指示をこなした結果として、お客様から富士通総研のおかげでプロジェクトが滞りなく進行できたと言ってもらえた時は、非常にやりがいを感じます。

今後のキャリアの展望:自治体のデータ活用を促進したい

私は大学時代に計量経済学を勉強していたこともあり、データ分析に興味があります。現在はEBPM(Evidence Based Policy Making)といった政策の効果検証や、行政が収集したデータを活用した新しいサービスの検討が進められています。私は自治体のデータ基盤の整備であったり、データ活用の案件に携わりたいと考えています。将来的には、お客様のやりたいことを実現するだけでなく、お客様と対等に議論することを通じて自分からお客様に提案できるようになりたいです。

学生へのメッセージ

就職活動をする上では、自分と相手(会社)を知ることが重要だと思います。世の中の企業、団体は何かしらの問題意識を抱いて、社会課題を解決しています。自分が抱いている問題意識に対してどのようなアプローチで解決したいのか(すなわちパーパス)を明確にしてみてください。志望業界は自ずと絞りこめるのではないかと思います。


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