パーパスって何?就職活動でも世界の潮流に乗っていこう!
みなさん、こんにちは。
富士通HRコンサルティングの小島です。
突然ですが、、、
●パーパスって聞いたことありますか?
「パーパスドリブン経営」「パーパスブランディング」とか、最近に始まったものではありませんが、特に注目が集まっています。それはなぜなのか?VUCAの時代であり、COVID-19によるパンデミック。先行きが不透明で、将来の予測が困難な時代に変わりました。そのような時代だからこそ、道標や北極星となるようなぶれない軸が必要になったと感じています。企業が存在する軸、そして、個人が生きていくために必要な軸は何だろう。。そして、就職活動のなかで、考えなくてはならないことは何だろう。。そのように悩むことも多いのではないでしょうか。
●そもそも、パーパスって何だ?!
パーパス=人を動かす=WHYの部分だと、私はとらえています。就職活動のなかで、自分自身のパーパスを考えることが、ぶれない軸を探すことにつながると思っています。
例えば、フェイスブック(メタに社名変更するようですね)のマーク・ザッカーバーグは、「パーパス(=使命)とは、自分より大きな何かの為に生きている感覚のことを言います。それは、(自分が)必要とされ、希望ある(自分の)未来に向かえることであり、パーパス(=使命)こそが本当の幸せを(自分に)もたらすのです」と語っています。
世界的に著名な企業、成長が著しいなと感じる企業も、パーパスを根幹に据えています。Appleは「THINK Different」、Patagoniaは「私たちは、故郷である地球を救うためにビジネスを営む。ビジネスを手段として、環境危機へのよりよい解決策を実行していく」。
企業の姿勢や存在意義がぶれてない感じがしますよね。私たちもそんなところに魅力を感じ、iPhoneを使うことにステイタスを感じたり、アップルマニアと呼ばれる熱狂的な人たちが出てきたりするんでしょうね。
●では、私たちはどう生きていけばいいのだろう?
ちょっと大げさですが、「X世代」から「ミレニアル・Z世代(1997年〜2012年生まれ)」への転換点に皆さんは生きていると思います。
「ミレニアル・Z世代」に関する調査結果として、以下のような報告が世に出ています。
>2/3以上の人たちが、ブランドの社会的または政治的な立場に基づいて購入を決定している
>53%の人たちが、政府よりブランドや企業のほうが社会的課題を解決するのに大きな役割を果たしていると感じている(2019年Edelman主要8か国調査より)
また、グレタ・トゥーンベリさんを知っていますか。18歳にしてスウェーデンの環境活動家として国連気候行動サミットで発言していた姿を映像などで見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
【「人類は言い訳をやめろ」、絶滅したはずの恐竜が国連で演説 気候危機への行動訴え - YouTube】
「人間中心」から「地球中心」へ
企業は、自分たちのビジネスが地球にとって良いものなのだろうか?と真剣に考えざるを得なくなっています。企業として利益を上げていくことと、社会的課題の解決は別々に考えるのではなく両立させていくことが、より大切な時代がやってきました。
これからの時代の中心は、Z世代なんですね。先ほどご紹介したZ世代の志向と、社会に求められることがマッチする時代なのです。まさにこれから就職を控えている皆さんの中から、オピニオンリーダーが生まれるかも知れません。
●富士通のパーパス
富士通グループは以下のパーパスを掲げています。
私たちは、イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていきます。
これから富士通が果たしていくべき役割は何かを、改めて考え、私たちの存在意義、パーパスを定めました。富士通は今、すべての企業活動を、このパーパス実現のための活動として、取り組んでいます。
▼詳しくはこちらのページをご覧ください。
そのパーパスの実現のために、富士通グループは、SDGsを事業の真ん中に据えて、社会のDXを推進していきます。「Manufacturing」「Consumer Experience」など各業界を巻き込んでクロスインダストリーの4分野と、「Digital Shifts」「Business Applications」などそれらを支える3つのテクノロジー基盤で持続可能な未来をつくります。
▼「Fujitsu Uvance(パーパスの実現に向け、社会課題の解決にフォーカスしたビジネスを推進する、新事業ブランド)」の紹介動画はこちら
●これからは、どのような考えと行動が求められるのか
自分の中のWhyを考えてみましょう。そこから自身のパーパスが垣間見えるかもしれません。
「自分のお腹の底のほうから出てくるパワーの源泉は何?」
「気持ちが熱くなることってどんな場面?」
「正直な気持ちで自分と向き合ってみる」
これから社会人になっていく、新たな仕事にチャレンジするなど、大きな転機を向かえているみなさんには、ぜひ取り組んでみて欲しいことです。
考えるだけでなく、動いてみることも大切です。体を動かし、多くの人と接点を持って、いろんな刺激を感じてください。なにか光が見えてくるかもしれません。
今回は、久しぶりの投稿となりましたが、
ちょっと理念的な話をさせていただきました。
FHRCでは、これからも皆さんの将来につながる情報を発信していきます!
こうご期待!!