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採用活動を通じて、学生の皆さんの成長を支援したい。【採用チーム若手座談会:前編】


富士通グループ合同採用の若手メンバー4名による座談会をお送りします!もともとグループ各社の人事スタッフとして働いていたのですが、いまは合同採用チームへとジョインして活動を推進中です。学生の皆さんに対する向き合い方や、採用活動に掛ける想いを語ってもらいました。

<プロフィール>
川田 玲菜:写真左上:2016年、富士通ソフトウェアテクノロジーズに新卒入社。入社後は人事職として経験を積み、合同採用チームの立ち上げにジョイン。

鎌田 将翔:写真右上:自動車販売店の営業、美容室向けのコンサルタント職を経て、2017年、富士通システムズアプリケーション&サポートに人事として中途入社。「人や組織の成長に興味を持ち、人事の仕事を希望しました」。

青野 雄大:写真左下:2018年、富士通鹿児島インフォネットに新卒入社。サークルやバイトで周囲を支える裏方的な役割を務め、人事職を志望。先輩の雰囲気が自分に合っていて入社を決断。

三上 栞花:写真右下:2016年、富士通システムズウェブテクノロジーに新卒入社。大学時代は演劇サークルに所属していて、「人に対して何かを発信する仕事に就きたい」と人事を希望。

やりたいことが見つかって、富士通グループ以外に就職したとしても、応援します

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-皆さんは、学生に対してどう向き合っていますか?

鎌田:採用の仕事って、決まったことを淡々と進めるのではなく、そこに想いを乗せられる。そう考えています。ただ選考を行うのではなく、一人ひとりの学生が少しでも成長できるように向き合っていきたい。そういう仕事をしたいから、人事として転職してきました。

三上:私は、「富士通社員である自分:素の自分=50:50」で学生の皆さんと接しています。多くの学生に「富士通グループで一緒に働こうよ!」と伝えることが仕事ではありますが、一方で学生の皆さんには「富士通グループに入社して本当に幸せになれるのか?」という視点で考えてほしい、と思うことはあります。

鎌田:「どうしてこの会社なのか?」を突き詰めて考えること自体が、本人の成長につながりますよね。自己理解を深めた上で、「どういう仕事をしたいのか?」「どういう働き方をしたいのか?」を明確にするほど就活の納得感は高まると思いますね。

三上:そうですね。「私は富士通グループの人事だけれども、一番大切なのはあなたが後悔の無い就活をすることです」と学生の皆さんには伝えています。自分の選択に責任を持てるかどうかが、この後の人生を有意義なものにできるのかのカギになるので。自分と向き合い続けて出た答えが、富士通以外の会社への就職だったとしても、私はその選択が何より正しいと思います。

川田:私も同じ考え方です。やりたいことを見つけることによって、就活が一気に前に進みますし、好きな仕事をすれば、困難も乗り越えられて成長できるから。私自身がIT業界未経験で飛び込んで苦労したことも多いので、「この業界は、こういう壁があるよ。大丈夫?」と伝えていますね。

青野:川田さんとはちょっと違って、私は「好きなことと仕事は分けてもいい」という考え方です。エンジニアの仕事は、好きなことをやるだけではなく、歯を食いしばって耐えるシーンもある。だから、好き嫌いだけでなく、「安心して働ける」「長く働ける」といった観点での会社選びも大事だと思います。

「何をやりたいのか、分からない」。
そのヒントは「今の自分」の中にはある

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-たしかに、色々な観点が大切ですね。でも、就職活動の軸を見つけるのも大変な気がしますが。

三上:「何になりたいのか、今はまだよく分からない」という学生の声はよく聞きますし、その気持ちも理解できます。社会人経験もないのに、いきなり『何を成し遂げたいか』を考えるなんて、難しいですよね。そんなときは、まず今の自分のことを振り返ってみると良いと思います。好きなマンガでもいいし、好きな映画でもいいですし、どこが好きなのか、なぜ好きなのかを考えてみる。そこから「自分の好きの種類やそれぞれの共通点」を探ってそれを仕事に置き換えてみるとか。私自身もそうでした。

川田:キャリアに迷ったら、私も三上さんに相談したいです(笑)。

鎌田:でも、仕事をする中で、やりたいことは変わってくることもありますよね。その都度、その自分の想いを実現していけば良いのでは。私も「自動車ディーラー→美容室向けのコンサルタント→人事」というキャリアを歩んでいますし、後悔はしていません。

青野:私は、どちらかと言えば、「長く続けられる会社を選んだ方が、その後の人生が豊かになる」という考え方です。もちろん転職も良いことだと思いますが、最初は安心して働ける会社を選んだ方が、じっくりと仕事に向き合える。ただ、そのような会社を選ぶためには、多くの選択肢に触れてみることが必要です。私は鹿児島で就職して、いまは首都圏で働いていますが、やはり選択肢はこちらの方が多いと感じますね。

学生にただ選択肢を提供するだけでは、
私たちの存在意義が問われてしまう

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川田:学生により多くの選択肢を提供している、という意味で、グループ合同採用は意義があるのだと思います。仮にやりたいことが明確になっていなくても、複数の企業と同時に接点を持つことで、自分に合う会社を見つけることができる。自分が学生のときにこの採用が実施されていたら、間違いなく参加していました(笑)。

鎌田:ただし、単に「多くの会社にエントリーできます」ということを売りにするだけでは、私たち採用チームの存在意義が問われてしまう。一人ひとりの学生に向き合って、相談会や説明会などを通じて気付きを提供していきたい。そうすることで、「意味のある選択肢」になると思います。

三上:富士通グループには、入社後に部署を異動できる「社内ポスティング制度」があります。新たにやりたいことが見つかれば、自らその環境に動くこともできる。そういう意味でも、キャリアの選択肢が広い会社ですね。

川田:私たちも、多分、ずっとこの仕事をするわけではないですよね。グループ内に他の機会もあるので、可能性を模索しながらより価値のある仕事をしていきたい。まず人事が輝くことが、他の社員にとってもプラスになりますから。

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