誰にも教えたくない、就活での自分の最大限の魅せ方
第一志望に合格した私が、これから頑張るみんなに伝えたいこと
理系の大学を2023年に卒業する杉山です。
まだ詳しい職種は決まっていませんが、「株式会社富士通ラーニングメディア」という富士通グループの「人材育成」を行っている会社から内定をいただきました。
この記事は「就活へのモチベーションがいまいち湧かない」、「何から準備したら良いのかがわからない」と悩んでいる学生のために書いたものです。就職活動を加速させ、自信をもって悔いの残らない活動を行うために参考となれば幸いです。
私が就活時にとくに意識したこと
私が就職活動の時にとくに意識して、振り返り改めて意識してよかったと思うことを3つご紹介します。
① 就活のお供たち
② 就活は見た目から:アナログ商品を添えて
③ ときにはオーバーリアクションも
この3つを意識することで、第一志望はもちろん、複数の会社から内定を獲得することができました。
① 就活のお供たち
就職活動のお供といえば皆さんは何を思い浮かべますか?リクルートスーツをはじめ靴や時計・カバン、就活解禁前後は寒いのでコートやマフラーなどが挙げられますね。これらはとくに決まりはありません。女性でいうと就活時にとくに迷うのは髪型とメイクですよね。こちらもとくに正解はありません。またトレンチコートやカバンもお値段がするので、できれば普段使いもできるようなものを買いたくなりますよね。
私は就職活動が本格的に始まる前に、就活時のマナーとともに就活時の装いを調べ上げ、全て無難なものを選びました。靴やトレンチコート・カバンは、リクルートスーツを買ったお店で全て揃え、髪型も指定はないものの、就活中は髪の毛を伸ばし、ポニーテールでのぞみました。理由としては、一番は清潔感です。持ち物は就活生や新社会人向けに売られているものを選び、統一感を持たせることによって清潔感につながります。また、ポニーテールは顔全体がはっきり見え、清潔感はもちろん、明るい印象を持ってもらえます。
また、メイクに関しては、就活時は疲れが顔に出てしまうため、顔色が明るく華やかに見えるよう意識しました。
服装や髪型で合否が決まることはありません。しかし人事の方も人間です。「この学生と働きたい!」と会った瞬間に感じてもらえれば、何らかの形でプラスになるかもしれません。よく人間は第一印象がとても大事と言いますよね。少しの工夫で第一印象で周りと差をつけてみましょう!
② 就活は見た目から:アナログ商品を添えて
皆さんは普段大学の講義中、どうやって板書をとっていますか?スケジュール管理はどうしていますか?最近では1人1台パソコンを持っていて、iPadで板書をとる方も多いと思います。スケジュール管理もスマートフォンを活用すれば、通知もしてくれますし、非常に便利ですよね!
しかし、私は就職活動時、あえてスケジュール帳とメモ帳、そして少し高価な三色ボールペンを買い、持ち歩いていました。理由としては、少しでも相手側に失礼のないようにということと、少しでも好印象を抱いてもらうためです。私はオンラインか対面どちらかを選べる場合は、インターンシップも面接も必ず対面形式を選んでいました。オンラインにも魅力はたくさんあるのですが、社員さんの人柄や会社の社風を重要視している方には、ぜひ対面形式をおすすめします!
話を戻しますが、対面での参加時に、会社の方のありがたいお言葉や貴重な体験談、来てくれた学生に限定で話してくれる秘話等を、どう記録に収めましょう?オンラインでの面談でしたらパソコンのメモ帳やWordでも良いのですが、対面だとパソコンは出しづらいことの方が多いでしょう。そんなときにメモ帳に要点を書くと、振り返りができて、後から気づくことも多いですし、会社の方からも熱心な学生と好印象を持ってもらえるかもしれません。
同様に、会社の人との次回のインターンシップ等のイベントの打ち合わせや、まれに次回の選考日程のすり合わせが、その場で行われることがあります。もちろんスマートフォンを取り出してスケジュール調整…でも良いのですが、アナログなスケジュール帳でスケジュール調整を行うと、「まじめでしっかりした学生」という印象を持たれるかもしれません。私自身も、メモ帳にメモを取ることで何回かお褒めの言葉をいただきました。人事の方は、私たちが自分に合う会社を必死に探すのと同様に、非常に細かいところまで私たちを見て、真剣に一緒に働く人を探しています。ほんの些細なことですが、意識したら、結果は良い方向へ変わっていきます!
③ ときにはオーバーリアクションも
皆さんは、オンラインで参加したインターンシップや会社説明会で、画面越しにリアクションをとっていますか?また、それらのイベントの最後の質問時に、質問はしていますか?
企業側からすると、就活生との最初の出会いとなるインターンシップでは、年の近い若手社員が運営を行っていることも多く、私たち同様、会社の方も緊張しています。多数の学生が参加した場合は、機械トラブルが起こることもあります。画面オフの方が負担は減りますが、会社の方も就活生が話についてきているか、イベントを楽しんでもらえているかなど色々なことが気になるため、「画面オン・マイクオフ」の状態で進めるイベントも多くあると思います。最初に「こちらの音声は問題なく届いてますでしょうか」「画面を共有していますが、皆さんからは見えていますでしょうか」等チェックが行われることが多いです。こんなとき、もし問題なければ大きく頷いてみましょう。会社の人は安心してイベントを進めることができるはずです。また、イベントの中で知らなかったことやためになったこと、会社の人から質問があったときは、大きくリアクションをとってみましょう。話を聞いていることが伝わり、名前とともに覚えてくださるかもしれません。
次に、「面接時の『逆質問』では必ず質問を行いましょう」とよく言われますが、その前段階でのイベントでも質問は積極的に行いましょう。インターンシップや会社説明会では参加人数も多く、質問をためらってしまうかもしれませんが、それは周りの学生も同じです。でも、みんなが気になる質問ってありますよね?それをあなたが勇気をもって質問することによって、周りの学生も助かりますし、会社の人の印象にも残りやすくなります。質問があるということは、それだけ会社のことが気になっているということなので、働いている会社が大好きな社員の方々は、どんな質問でも嬉しいようです。どうしても恥ずかしい場合や個人的な質問の場合は、他の学生参加者が抜けてから質問するのもアリです。会社の方と一気に仲良くなれるきっかけにもなります。ぜひ活用してみてください!
最後に
基本的なことに対して、細々と長文になってしまいましたが、どうしてそこまでするのかがわかっていただけたと思います。
社会はどんどん変わっていますが、会社を大きく動かしている人、最終面接を行ってくれる方々は、私たちの親もしくはそれより上の年代の方々です。その方々に好印象をもってもらい、自分の本当に行きたい会社から内定をいただくためには、少しでも妥協はしたくないですよね!
今回ご紹介したことは、就職活動をする上で基本的なことも多く含まれていますが、基本的な部分こそしっかりと行い、周りの就活生と差をつけましょう!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!皆さんの就職活動を応援しています!