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就活は色んな自分に出会う活動でもある。やりたいことが分からない人に伝えたいこと。

【富士通グループ内定者の就活体験記 特集】富士通グループ合同採用の2023年卒の内定者が、就職活動の体験談やノウハウをつづる連載です。今回は富士通ラーニングメディア内定者の杉山さんに書いていただきました。就職活動のプロセスと、そこで克服してきた悩みについてまとめてくれました。

理系の大学を2023年に卒業する杉山です。

私は「株式会社富士通ラーニングメディア」という富士通グループの「人材育成」を行っている会社から内定をいただきました。

この記事が「就活をはじめたものの、自分に何が向いているか・自分が本当に何をやりたいのかがわからない」、「自分が社会にできることがあるのか…」と悩んでいる学生の方にとって、今の自分を受け入れ、前向きに就職活動を行うための参考となれば幸いです。

杉山の就職活動

私の約1年間の就職活動を振り返り、皆さんの悩み解決に少しでも寄り添えたらと思います!

3回生の6月からの大まかな就職活動の流れ

一般的に3回生の6月に情報解禁、7月〜8月に夏季インターンシップ、9月ごろから早期選考がはじまり、冬季インターンシップがあり、早い人だと年内に内々定がでることもあります。そこから年が明け大手は3月に大々的に就職活動解禁!というのが大まかな流れです。

私の就職活動の流れはどうだったかというと、3回生の6月から合同企業説明会に参加したりと少しずつインターンシップの情報を集め、夏休みはオンライン・対面のインターンシップにできるだけ参加し、9月からインターンシップに参加した企業から早期選考の案内を受け、年内に2社、年明け以降も3月の就職活動解禁までには大手以外からは内定をいただいている状態でした。私が第一志望に「株式会社富士通ラーニングメディア」を決めたのが2月末、エントリーシートを提出したのは4月初め、内々定をいただいたのは5月末でした。また「人材育成」系の会社はこの1社だけです。

2021年6月から2022年2月までどうしていたのか、最終的になぜ「富士通ラーニングメディア」にしたのか気になりますね。笑
順を追ってご説明します!

3回生の夏にたどり着いた答えは「営業職」。そこから迷走が始まった

私は理系大学に通っており、その中でも3期生で新しくできた学科に在籍しています。先輩方はSEとして就職した方が多く、自分自身もかっこいいなとSEに憧れはありました。しかし、お恥ずかしながら、私はそこまでプログラミングスキルに自信がなく、自分なんかにSEなんてできないのではないかと頭を悩ませていました。

そこで自分にできることは何だろうと考えたときに、私は人と話すことが好きで得意であり、それを活かしてアルバイトでは接客業を行っていました。お客様からお褒めの言葉をもらうこともあり、それにやりがいを感じていたので、人と密に関わる職種につきたいと考えました。そして3回生の夏、私の行きついた答えが「営業」という職種です。

IT関係、部品やサービス、技術者派遣の営業等を中心に就職活動を進めました。就職活動を進めていく中で、「人事」も人と関わり、企業と就活生をつなぐ素敵なお仕事だと思い、「人事」も気になるようになりました。どちらも周りの大人からは、学科と関係がないという点で反対されました。そこで、ゼミがウエルネス関係なので、これから日本の社会により重要になってくる「福祉業界」に注目し早期選考を受けたり、アルバイトのつながりでアパレル企業の選考も受けました。当時の私は数多くある企業の中から、「本当にその企業で働きたい」「その職種も本当に魅力的」と思っていました。しかし業界も職種もバラバラ。どの仕事も魅力的に見えたことは事実ですが、私自身も自分が本当にしたいことは何なのかわからなくなっていました。

そんな時に声をかけてくださったのが、お世話になっていた教授でした。「杉山さんには、困っている人に手を差し伸べてあげる、寄り添ってあげる仕事か向いているんじゃないかな」と言われ、紹介されたのが社会人向けの研修や学ぶ機会を提供する「富士通ラーニングメディア」だったのです。教授に紹介されたからだけではなく、今まで見てきた企業理念の中でも一番しっくりくるものがあり、社長の考え方、社員さんの人柄も含めてこの会社しかないと思いました。

結果として富士通ラーニングメディアから内定をいただき、入社を決意ました。変わりゆく社会で頑張る社会人の助けになれるよう、頑張りたいと思っています。思えば2022年2月まで第一志望と思える企業がなく、「ここもいいし、あそこも有名な企業だな」と周囲からどう見られるかを重視して選んでいる自分がいました。今まで悩んできた9か月間が嘘のようで、3月中は富士通ラーニングメディアのエントリーシートだけに集中し全力を注ぎました。

就職活動は一人で行うものというイメージがありますが、仲の良い友達や教授等と情報共有しながら進めることをおすすめします!自分の中にあるけど自分では見えないものを教えてくれることがあります!

就職活動時に気づいた衝撃事実

先程も述べたように、私は人と話すことが好きでコミュニケーションをとることが得意だと面接するまでは思いこんでいました。インターンシップ時のグループディスカッションでも率先してしゃべれていたし、もし自分が就職活動で落とされるならWebテストだと思っていました。Webテストさえ受かれば内定は獲得できる!と本気で思っている自分がいました。

しかし早期選考で面接をした際に自分の思っていることが全然話せませんでした。面接官相手に非常に緊張してしまい、普段おしゃべりな自分が言葉に詰まってしまったのです。この事実は私の中でなかなかの衝撃事実であり、3回生の冬は本当に落ち込みました。面接は慣れと良く言いますが、私の場合はそんなことはなく、4回生の4月と5月に受けた面接でもガチガチに緊張していました。面接練習も含めて何十回も面接の場は経験してきましたが、今までで一番緊張してしまいました。

得意と思っていたことが、大事な場面で全く使えないという事実に私は悲しみ戸惑いましたが、そこからもっと念入りに面接準備を行うようになり、それが第一志望での面接時にも役に立ったと確信しております。

他にも自分が武器だと思っているものに対して、もっと上手くこなす人が就活中あらわれることもあると思います。その時は当然落ち込んじゃうと思いますが、自分の新たな一面が知れたということで、その負の事実でさえ武器にしちゃいましょう!

最後に:就職活動は決して個人戦ではありません!

就職活動は、私が人生の中で1番頑張ってきたこと!と胸をはって言えます。それだけ努力したし悩みました。自分の人生だし、自分のことなのによくわからない…その状態も意味が分からないし辛いですよね。就活中は周りの皆もライバルだしピリピリして質問もしにくいですよね。でも息抜きに誘ってみたら友達も喜んでくれて、その話の中で自分探しのヒントが得られるかもしれません。就職活動は決して個人戦ではありません。先輩や教授は応援してくれてるはずなので、貴重な経験談を聞いてみましょう!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!皆さんの就職活動を応援しています!


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