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文学部卒のセキュリティSE!教え合う風土で成長し、独自の強みに気付いた。

※2024年4月1日付で、サーバーおよびストレージなどを中心としたハードウェア事業の基盤強化に向けて、 富士通エフサスを母体とした新会社「エフサステクノロジーズ株式会社」が発足されました。​こちらのnoteは、2022年5月に書かれたものです。

【富士通グループ現場社員のnote特集】学生のみなさんに現場のリアルを知って欲しい!との思いで、特集を立ち上げました。様々な現場社員に、仕事のやりがい、職場の様子や働き方についてつづってもらう「現場社員note」。今回は富士通エフサスのセキュリティエンジニア、伊藤さんが書いてくれました。

富士通エフサス セキュリティエンジニア 伊藤

<プロフィール>
ITとは程遠い、文学部の日本文学科に籍を置いていました。学生のうちは好きなことを思いっきり学ぼう!と決めていたので専攻は小説の創作。今でも趣味で、当時の同級生と短歌や小説を書いては楽しんでいます。
※取材時:エフサステクノロジーズ(旧富士通エフサス)


仕事内容:セキュリティコンサルティングサービスを担当

文系出身だったこともあり、入社当時はセキュリティサービスの企画・販売を担当していました。そのなかでセキュリティ領域により専門的に携わりたいという気持ちが芽生え、社内募集制度で現行のセキュリティサービス室に異動して、SE職に転身しました。

現部署は名前の通り、セキュリティのスペシャリストとして、お客様企業の信頼価値ならびに事業の継続を支えることをミッションに掲げている組織です。SOC(Security Operation Center)を中心としたサービスを提供しています。私はそのなかでセキュリティリスクのアセスメント等、情報セキュリティコンサルティングサービスを担当しています。

仕事のやりがい:文系出身の強みを活かせる

サイバー攻撃において、攻撃者の多くは人の油断の隙をつきます。その人間臭さとICTの按分が非常に面白く、”セキュリティ”という領域そのものに興味をそそられています。社内でもその専門部署に身を置けていることは、大きなモチベーションになっています。

当然ながら技術的には劣るスタートでしたので、異動当初は付いていくだけで精一杯でした。知識だけで見れば、大学や院でしっかりと学んできた新入社員のほうが遥かに優れている環境で、自分にできることがあるのかと悩んだ時期もあります。それでも部内の“教え合う”組織風土に助けられ、自宅に検証環境を設けてみたり、部署のメンバーとCTF(セキュリティの技術コンテスト)に挑戦したりと徐々に学びを深めました。今ではCISSPというセキュリティマネジメントの専門資格の取得も果たすまでに至ったのです。

セキュリティについては、多くのお客様が「わかりにくい」「なんだか難しい」という印象をお持ちです。文系出身で元々は詳しくない私だからこそ、それをかみ砕きながら説明して、安心感に繋いでいくことができるのが、今となっては自身の強みになっていると感じます。

富士通エフサスは、グループ内でもお客様に非常に近い立場でビジネスを展開しています。私がリスクアセスメントを通して顧客と議論したセキュリティ上の課題について、アカウントSEと連携して製品を導入したり、あるいはSOCサービスで運用改善につなげるのが仕事です。会社全体で課題解決に取り組み、一気通貫で支えていける体制があることは、自社の大きな魅力だと感じています。

平均的な一日のスケジュール:テレワークで通勤無し

8:00 起床、始業準備(テレワークなので通勤無し)
9:00 業務開始
9:30~ 大型PJの朝定例
10:00~ 資料作成など個人タスク
12:00~ 昼休憩(サッと済ませて20分ほど寝ます)
13:00~ 顧客/社内打合せの合間に個人タスク
18:00~ 個人タスク、明日の作業まとめ
19:30 退勤、夕食準備
20:00 夕食(同じくテレワークの家族と時間を合わせています)
21:00 趣味時間、小説書いたり長風呂したり
24:00 就寝

興味を持ったきっかけは、研修環境とイイトコドリ

就職するにあたっては、今まで全く挑戦したことが無い領域を新たに学ぼうと考えて製薬会社とICT関連会社を受けていました。そのなかでも結果として富士通エフサスに入社を決めたのには、大きく二つ理由があります。

一つは、研修環境が非常に充実していること。OJTも含め約1年間をかけて新人を育てていくカリキュラムがあり、文系出身であっても学ぶチャンスがもらえることは非常に心強かったです。もう一つは、富士通のグループ会社であること。富士通本体と連携して国のインフラに係る大規模なプロジェクトがある一方で、富士通エフサス単体では中小企業の経営者と直接お話をしながらビジネスを進めていく機会もある、そのどちらもイイトコドリできる事業領域の幅広さが面白そうと思ったためです。いずれの観点も、入社してから10年経った今でも見誤ってはいなかったかな、と感じます。

●富士通エフサスのnote記事

●富士通エフサスの動画

●その他富士通グループ企業のnote


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