データ分析やAI領域の4年目講師のリアル。人の成長に向き合うことが、自分を成長させてくれる。
富士通ラーニングメディア 岩瀬
<プロフィール>
2019年度入社、現在社会人4年目です。
法学部出身のド文系で、ITとは全く無縁の学生時代を過ごしました。
大学時代は音楽系サークルを2つ掛け持ちしていました。
元々音楽が好きで入ったのですが、ライブ企画やサークル運営にも楽しさを見出すように。ハマったらとことん突き詰める、オタク気質なほうだと思います。
仕事内容:研修実施だけじゃない。人材育成を幅広く担当
私は現在、講師部門のなかでもデータ分析やAIなど、最新技術分野を担当するチームに所属しています。
講師という職ではありますが、講習会に登壇して講義をすることだけが仕事ではありません。教材のメンテナンスやeラーニングなどのコンテンツ開発、商談対応など、携わる仕事は意外に幅広いです。
また、プロジェクト活動として社内の新人育成に携わったり、部門横断プロジェクトに参加したりもしています。ただ「研修を実施する」だけではなく、様々な角度から広く“人材育成”を考え、人の成長をお手伝いするのが私たちの仕事です。
仕事のやりがい:人の成長に向き合うなかで、自分自身の成長も実感できる
とはいえ配属当初は、まずは講習会の登壇に向けて準備をするなかで、「育成=教える」というイメージが抜けずにいました。そんななかで転機となったのが、社内新人育成プロジェクトへの参加です。
オンライン中心の勤務でも新入社員のみなさんがいち早く会社やチームに馴染み、自分の強みを生かして伸び伸びと活躍できるようになることがゴールです。そこに向けて、フォロー体制を設計するタスクのリーダーを任されました。形ないものを形にしていくのが難しく、また、リーダーとしてどう振る舞えばいいかなど、悩みは尽きませんでした。
そんなとき、先輩は私にアドバイスをくれるだけではありませんでした。「なぜそう思ったの?」「自分はどうしたい?」「どうしたらいいだろう?」と問いかけてくれて、自分に考えさせるきっかけを与えてくださり、一緒に考え、悩み、サポートしてくださいました。
そのおかげで、言われた通りにやる受け身ではなく、自分なりに考えたり周りを巻き込みながら仕事を進める感覚が少しずつ掴めてきたのです。プロジェクト活動を通して、試行錯誤しながらだんだんと自分にできることが増え、自分自身の成長を実感できたことが自信やモチベーションにつながりました。
自分自身の成長をサポートしてくださった先輩の姿から、「育成=教える」だけでなく一緒に考え伴走することが大事だと実感し、人材育成の奥深さを知りました。
富士通ラーニングメディアは、人材育成に対して熱い想いを持っている方がたくさんいる環境です。常に周りから色んな刺激を受けながら、人の成長と自分自身の成長に向き合う、充実した日々を送っています!
就職活動について:コンプレックスだった、「やりたいことがない」自分
今でこそ仕事楽しい!と思えている私ですが、自分のやりたいことがなかなか見つからず、就職活動はとても苦労しました。様々な選択肢を考えるなかで、これまでの経験を思い返してみたときに、学生時代の塾講師のアルバイトでの出来事が頭に浮かびました。
生徒の成績を伸ばすために自分なりに教え方を工夫すること、それによって良い結果がでたときに大きなやりがいを感じたことから、人材育成に興味を持ちました。
内定をいただき就職活動を終えたのは夏頃で、周りと比べてもだいぶ遅い方でした。当時は就活に苦戦した自分を恥ずかしいと思っていましたが、結果的に今、自分に合った環境で働くことができています。最後まであきらめず、自分のやりたいことに向き合ってみてよかったなと思っています。
学生へのメッセージ:自分に合った環境を、納得いくまで見つけよう!
就職活動をしていると、つい周りと比べてしまったり、良い結果が出ないと「自分は必要とされていないんだ」と感じてしまうこともあると思います。でも、大事なのはいかに自分に合った環境を見つけるかです。ぜひ納得いくまでたくさん悩んでください。これを読んでくださったみなさんが、自分に合った場所を見つけられるよう、応援しています!