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【直撃】面接官インタビュー2~面接の疑問さらに聞いてみました~インターン参加は有利?コロナ禍で何をアピールするの?

平野アナ:皆さんご無沙汰しております。富士通合同採用キャスターの平野です。前回大好評をいただいた面接官インタビュー企画の第二弾です。

▼前回の記事はこちら

平野アナ:1シーズンで面接する学生の数は約1,000人!
毎年、数多くの学生さんと話をしている富士通グループ合同採用の面接官。
その中でも今日は若手の面接官に集まってもらいました!
学生の皆さんが気になることを、根掘り葉掘り聞いていきます!

本日のコメンテーターをご紹介いたします。こちらの四名の方々です。

全員:よろしくお願いいたします。

平野アナ:そして、今回も就職活動中の川田さんにもお越しいただいております。

川田就活生:はい!二回目もよろしくお願いいたします。
前回よりも若めの面接官ですね(ワクワク)。ちょっと気になっていたんですが、そもそも面接官ってどうやって選ばれているんですか?

平野アナ:事前に番組で取材したところ、どうやら面接官に必要な知識を習得し、トレーニングを積んだ社員は積極的に面接に参加しているようです。富士通グループは若手のうちから責任のある仕事をどんどん任せてくれるそうですが、そんな風土がここにも表れているのかもしれません。

川田就活生:なるほど。色んな面接官の話が聞けるのはとっても楽しみです!

Q1: インターンシップやイベントに参加していると選考に有利ですか?


平野アナ:では早速ですが、本題に入りたいと思います。
富士通グループでは年間通して沢山の就活生向けイベントを開催されていますが、インターンシップやイベントへの参加有無は、面接での評価に影響はあるのでしょうか?

上野面接官:はい、影響がある時もあれば、ない時もあります。インターン・イベントで得た経験をもとに志望理由をお話されると、説得力が増して感じることがありますね。ただ、参加していなくても、しっかり企業研究できていれば全く問題ないです。仕事内容や社風を知るうえで、各社のインターン・イベントを上手く活用してくれると嬉しいですね。

平野アナ:ありがとうございます。では、藤原面接官の見解もいただいてもよろしいでしょうか。

藤原面接官:はい、私も上野面接官と同じ意見です。イベント参加有無=面接合否に直結しているわけではないのですが、我々もインターンシップ・イベントを一生懸命準備しているので、そこで得た情報を面接官に話してくれると嬉しいですし、「あ、しっかり理解してくれてるんだな」と、理解度・志望度の高さも確認できるかなと。時間があれば是非インターンシップ・イベントにも参加してほしいと思います。ただ、イコール有利かといわれると、それだけで合否が決まるわけではないので何とも言えないです。

平野アナ:なるほど。興味がある会社のイベント・インターンは選考直結のものでなくても企業理解のために参加するのがお勧めですね。逆に、イベント・インターンに出ていなくても選考を受けても良いですよね?

藤原面接官:はい!合同採用では、オンラインの会社説明動画やオウンドメディアとか媒体ば色々用意しとるけん、そいを活用すれば時間がなか人も大丈夫ばい!安心ばい!

平野アナ:ありがとうございます。

Q2: 富士通グループに興味はありますが、どの会社が自分に合うのか分かりません。

平野アナ:次の質問は面接というより企業選びに近いですが、富士通グループは沢山会社があるので、正しく企業選択ができているか不安、という声を学生さんからよく聞きます。面接官の皆様からアドバイスはありますか?

三上面接官:はい、それはとっても良い質問ですね!(食い気味)富士通はグループ会社がたくさんあるのでどれを選べばいいのか迷っちゃいますよね。まずは、自分の目で見たり、調べたりしてほしいのですが、それでも迷ったときは是非面接の場でもご相談いただけたら嬉しいです!!
というのも、私たちは面接をただ一方的に評価する場ではなく、学生さんと会社とのマッチングを図る場だと思っているので、「○○がしたいならこの会社も良いんじゃない?」といったアドバイスをすることができます!社会人と話すのは緊張するかもしれませんが、ぜひ私たち採用担当を頼ってみてください!

平野アナ:なんと!合同採用ではそんなサービスがあるんですね!!

三上面接官:はい、サービス満点でやってます!!

平野アナ:では、渡部面接官、実際に面接の場で、学生さんからそういった相談を受けたりアドバイスをされた経験はありますか?

渡部面接官:はい、面接の場でもありますし、面接以前のイベントやインターンシップ期間中はやっぱり多いですね。
企業を絞れないという学生さんにアドバイスをするとしたら、まずは自己分析をしっかりしてほしいですね。
自分が何をしたいのか。仕事内容もそうだし、働く環境や、こだわりポイントは人それぞれあると思います。そこが明確になっていないと、内定が出た後も結局一つの会社に決められず悩み続けることになってしまいます。自分にとってのこだわりをまずは最初に見つけておくことが大事。そこがクリアになると自己実現できる会社が明確になりますし、ミスマッチも減ると思います。

平野アナ:ありがとうございます。まず自己分析を徹底的に行って、それでも悩む場合は採用担当や面接官を頼ったらいいよということですね!

Q3: 他社の受験状況は正直に答えるべきですか?業界絞ってないと印象悪いのでしょうか?

平野アナ:では次は川田就活生から質問をしていただきましょう。

川田就活生:はい!!面接で他社受験状況を聞かれることが多いのですが、他の会社も受けていることを正直に言った方がいいのでしょうか?あと、業界絞ってないと印象悪いですか?

三上面接官:えっとですね、他社状況に限らず、面接ではすべての質問に正直にお答えいただきたいです。というのもそこで見栄を張ったり、取り繕ってしまったりすると、後々学生さんと企業側との関係性を損ねてしまうからです。お互いに誤解が生じてしまうと、何も良いことはありません。皆さんの熱意は内容を盛ることではなく、そのままの自分で面接に臨むことで伝えてほしいです。
もちろん、そう言うからには我々も正直に向き合います!会社の良いところだけじゃなくて改善が必要なところもきちんと伝えますので、お互いのためにお互いが正直に向き合っていければと思います。
あとは、業界を絞ってない学生さんが印象悪いなんてことはありません。様々な業界を志望している方にはその業界を選んでいる理由や就活の軸をお伺いしたいと思いますし、また「本当は絞りたいんだけどな…」と思っている方にはアドバイスもできますので、その点も率直にお話しください!

川田就活生:大変勉強になりました!ありがとうございます。

Q4: コロナ禍で思うような課外活動ができず、アピールすることがないんです…

川田就活生:もう一問いいですか。
私、大学時代のほとんどをコロナ禍で過ごしたので、ありとあらゆる課外活動が中止になり、目立った活動できていないのです。就活で何をアピールすれば良いか悩んでいます。何か良い方法はありますか?

上野面接官:川田さん、安心してください。会社側は“特別な何か“を知りたいわけではなく、あくまでも学生時代の経験を通して、川田さんの人となりを知りたいだけなのです。
川田さん、本当に何もないですか…?!

川田就活生:ああああああああああああああああああああ(パニック)

上野面接官:大丈夫!!今日は特別に、アピール方法を見つけるための秘策をお伝えします。
「マインドマップ」ってご存じですか?

川田就活生:聞いたことないです。

上野面接官:「マインドマップ」っていうのは、A3くらいの白紙の紙に、真ん中に「自分」と書いて、そこから派生する、関連ワードを放射線状に書いていくんです。趣味やアルバイト、ゼミ、習い事、楽しかったことなど何でもOK!話のネタをそこから見つけたりできるので、是非やってみてください!!

三上面接官:私もそれやってました!!

川田就活生:おおおお!やってみます!

平野アナ:具体的なアドバイスありがとうございます!三上面接官もされていたとのことで富士通グループに興味がある人は必見ですね!

Q5:面接官って何をメモしてるんですか?特に見ているポイントなどありますか?

平野アナ:では次の質問、川田さんいってみましょうか

川田就活生:はい!!面接官の方々は、面接中メモを取っていると思うのですが、何をメモされているのか気になって仕方ないんです…あれは何を書いているのでしょうか?まさか似顔絵じゃないですよね・・・
あとは面接のポイントがあれば教えてください。

平野アナ:お~。確かに気になりますね。渡部面接官、こっそり教えてもらえますか?

渡部面接官:ふふふ。実は似顔絵を・・・って嘘です!基本書いていることは、学生さんが話してくれた内容、会話内容をメモしていると思ってください。一日に何人もの学生さんと面接をさせていただくので、あとで思い出せるようにメモをしています。ポイントとしては、会話のキャッチボールが成り立つか、聞いたことに対して的を射た回答がすんなり出てくるか。あとは、面接官も人間なので、ぶっきらぼうで無表情に返されるよりも、明るく意欲的に返答してくれる方が話しやすいです。接しやすい人柄かどうか、オンラインでもその辺りの空気感をキャッチできるように意識しています。

三上面接官:ふむふむ。あ、あとエントリーシートにない話が出てきたらメモしますよね?

渡部面接官:そうそう!会話の中でエントリーシートに書いてない話がでてきたら嬉しいですよね?(面接官総同意)
エントリーシートの内容は事前に読ませてもらっているので、エントリーシートに書いてない話が聞けたら、人柄がより見えてくるので、マッチングしやすいですね。
それこそさっきのマインドマップを使って会話の引き出しを増やしておいてほしいなと思います。

Q6:面接の最後に「就活頑張ってください」って言われたんですがこれって不合格?

川田就活生:あの~もう一個良いですか。実は就活生の中で、面接の最後に「就活頑張ってください」って言われたら不合格っていう都市伝説があるのですが、これって本当ですか?

藤原面接官:そそそそそがんことなかです!!!!(取り乱す)
少なくとも富士通合同採用では、全員の面接後に、他の面接官の方と結果をすり合わせて、最終合否を決めるので、面接終わった瞬間に合否は決まってないです。なので、就活頑張ってくださいっていうのは心から頑張ってほしいと思って言ってますよ。私も最後に応援メッセージを送ることはよくあります。

Q7:自分が富士通グループの面接を受ける時、行っていた対策や準備などありますか?

平野アナ:次は私からちょっと違った質問をさせていただきます。
面接官の皆さん自身も富士通グループ社員なので、学生時代は富士通グループの面接を受けましたよね?ご自身が就活生の時、富士通グループの面接を受ける前にしていた準備や対策などありますか?

三上面接官:私は絶対に人事に向いている!人事になってみたい!と思っていたので、これまでの経験を人事の仕事に結び付けてアピールしていました。「アルバイトでこんな経験をしたのでそれは人事に生かせるはず!」とかね。今思うと短絡的かつ勉強不足だった部分も大いにあったと思うんですが、熱意は伝わったのかなと思っています。

渡部面接官:三上さんと近いですね。自分がこれからやりたいことと、これまでやってきたことの重なりはアピールしましたね。プラスアルファでいうと、入社後にやりたいことを具体的に話せるようにしておくのが大事です。詳しい内容までは難しいと思うけど、自分なりに捉えている課題とかを踏まえたうえで、「こういう課題を解決したいから○○をしたい」という話ができると他の学生と差別化できると思います。

上野面接官:私は数字で企業情報を比較して分析するようにしていました。志望している会社の売上や従業員数、上場企業であれば営業利益などIR情報を見たりして細かい数字を把握していましたね。面接で「なぜうちの会社を志望したのか」と聞かれたときに、なるべく定量的な話もできるように準備していました。

藤原面接官:私自身はSE職でエントリーしていました。文系で、かつPCが得意なわけではなかったけど、SEになりたかったんです。
大事だなと思うのは、現在ではなく、入社後どうなっていきたいのかを自信満々に語ることです。当時の自分はSEになりたい想いが本当に強かったので、「○○だと思います」ではなく、「こうなります!」と堂々と宣言してました。面接官の目を見て「採用してくれ」と熱烈アピールしながらね。
あとから当時の面接官に「なんか君、面接の時偉そうだったよね」って言われたので、自信満々アピール作戦は成功していたんだと思います(笑)
皆さんにも自信をもってアピールしてほしいなと思ってます。

Q8:皆さんはどんな人と一緒に働きたいですか?

平野アナ:では最後の質問です。かなりきわどい質問にも答えてくださった心優しい面接官の皆さん。ずばり皆さんはどんな人と一緒に働きたいですか?

三上面接官:私は、成長意欲が高い人と働きたいです!目の前の仕事だけじゃなくてキャリアを考えて一緒にスキルアップしていけたら嬉しいです。私と一緒にスキルアップしてくれる方、大募集中です!!

渡部面接官:ポジティブ思考の人がいいですね!仕事なので良いときもあれば、壁にぶち当たるときもあります。あんまり気にし過ぎず、乗り越えていける前向きな姿勢な人と働きたいです!

上野面接官:私は素直な方に来てほしいですね!素直な方は吸収スピードも速いと思うんです。会社に入ると苦手な領域の仕事を任される時もあります。そういった仕事にも前向きに取り組める素直さがあって、そこで学んだことを糧にして頑張れる方がいいですね!

藤原面接官:まじで皆さんと被っちゃうんですけど。(笑)
ICT業界に限らず、今すごく世の中の変化が速いので、社会や自分の変化をネガティブに捉えず、受け入れて働ける人ですかね。

平野アナ:みなさんありがとうございます!!
以上で、面接官インタビュー第二弾は終了です。今回も面接官の本音を聞けたのではないでしょうか。
ネットの口コミや噂など沢山の情報が溢れている今だからこそ、企業側も学生の皆さんも、綺麗ごとだけじゃなく、泥臭い部分も含めて本音で語り合える就活にしたいですよね。

川田就活生:すごく勉強になりました。面接では、面接官を信頼して背伸びせず、堂々と自分の想いを伝えようと思います!

ではみなさんまた次回をお楽しみに!!

裏話

今回も、富士通グループ合同採用の採用担当が笑いを堪えながら演技をしました!
特に上野さんと藤原さんは今まで見たこともないニッコニコの笑顔を初披露してくれましたよ!記念に写真を再掲載しますね!爆笑している5人にも注目です(^^♪
「面接やイベントで見かけたらぜひ声をかけてください~」by6人より

●富士通グループ企業のnote

●富士通グループ企業の動画


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