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公共コンサルタントとして、社会課題に取り組むプロフェッショナルへ

【富士通グループ現場社員のnote特集】学生のみなさんに現場のリアルを知って欲しい!との思いで、特集を立ち上げました。様々な現場社員に、仕事のやりがい、職場の様子や働き方についてつづってもらう「現場社員note」。今回は富士通総研 コンサルタント 板子さんが書いてくれました。

富士通総研 コンサルタント 板子

<プロフィール>
政策支援グループに所属しています、板子です。現在入社5年目です。学生時代は、「国際開発学」を専攻しており、主に、南アジアにおける社会保障政策について研究していました。

現在の仕事内容:官民双方に対する、事業継続のためのコンサルティング

現在私が所属する「政策支援グループ 事業継続チーム」では、その名の通り、「事業継続」をテーマとして、行政機関を中心としたコンサルティング業務や調査研究を行っています。

事業継続とは、地震のような大きな災害が発生した際に、企業の通常業務の遂行が困難になり、事業が停止するリスクを最小にすることです。そのために、民間企業は、事業の継続や復旧を速やかに行うための戦略決定や体制構築を行います。

「事業継続」は、企業単体だけで取り組めばよいものではありません。例えば、インフラ企業が事業を継続できなければ、私たちの生活に必要な電気・ガス・水道等が供給されません。一企業が存続することは、すなわち、地域経済の発展や継続的な雇用を創出するという意味で、地域に密接に関わるテーマでもあります。

このように、官民双方がパートナーとして協力することが求められている背景から、私たちは、官民双方のセクターへのご支援を横断的に行っています。

仕事のやりがい:本質的に社会への貢献ができる。様々な組織のカルチャーも感じることができる

富士通総研(FRI)では、公共的課題に対して真摯に取り組む姿勢がカルチャーとして根付いていると感じます。一民間企業として、利益を上げることは当然重要ですが、同時にFRIでは、本質的に社会に貢献できるのかといったことも重要視されています。時流に流されず、プライドを持ったメンバーがたくさんいるところを誇らしく感じています。

また、政策支援グループでは、社会課題解決に対して、ビジネス・行政の枠を超えたアプローチを行うことができるところも面白いです。様々な企業・組織のコンサルティングを通して、それぞれのカルチャーを体感できるのは、コンサルタントならではのお得な(笑)側面だと思っています。

さらに、業務経験を積むことで、官民両方のセクターへの知見、テーマへの高い専門性を身につけることができるのも魅力であると感じます。裏を返せば、常に、高い水準のアウトプット(思考力)やコミュニケーションが求められますが、そうした経験を通じて自身の成長を感じています。

今後のキャリアの展望:一人のプロフェッショナルとして信頼されること

コンサルタントにとっての成果物には、明確な形や決まった様式がありません。自分よりも何十年も先輩のお客様とともに最適解を追求していくプロセスはプレッシャーでもあり、同時にやりがいでもあります。

現在入社して5年目ですが、正直に言えば、仕事は難しいと感じる瞬間ばかりです。リクエストに応えようと、自分が持つ能力以上の成果を出そうとして空回りしてしまうこともあります。

そのような中でも、確実にお客様に信頼していただいたと感じることも少しずつ増えてきました。こうした経験をひとつずつ積み重ね、プロフェッショナルとして自分自身を信頼していただけるように日々励んでいます。

学生へのメッセージ:「やってみたいこと」をたくさん持ってください。

私自身、就活を終えて、社会人になっても、日々自分がやりたいことをアップデートし続けています。

社会に出れば、就活中には予想していなかったチャンスがたくさんあると実感しています。
ですので、就活中は「これしかやりたくない」と焦点を絞りすぎず、「やってみたいこと」をたくさん持っておいてアンテナをはっておくと、予想していなかった出会いがあるかもしれません。そうした新たな出会いや気づきをぜひ楽しんでください。応援しています!


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